消えていく地方の商店街-それでいい、そうであるべきかもしれない

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地方都市の中心にあった商店街という存在は、いまやもう急速に衰えており、その残骸だけが残されているような状態だ。都市の中心に商店街があることは常識のように語られていたが、そんな時代も終わろうとしている。

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だとすればそこから進んで、そもそも地方都市にとって商店街の復活が望ましいのかどうかを、より本質的に考えてみる必要がある。
これまで政策的にも、論壇的にも、都市を活性化するために街の中心部に賑やかな商店街が営業していることが望ましいとみなされてきた。
そのため少なくない補助金が投下されてもきたのだが、その是非以外にも、そもそもそうした期待が一方で商店街に重荷を背負わせてきた不利益も考慮に入れる必要がある。
休日や夜間にも及ぶ祭りやまちづくりへの参加や、中心街に位置するための相対的に高い地価は、コストとして商品価格に反映されざるをえない。それが、そうしたコストの少ないモールとの競争をそもそも不利にしてきたのである。
その意味で商店街に、まちづくりや都市の賑わいの創出への貢献を期待することが、どこまで正しいことなのか、いま一度疑う必要がある。

そもそも商品の購買活動が街の中心部でおこなわれ、それが都市の活性化に欠かせないとみることは、近代の盲信ではあるまいか。
城や寺社を中心とした近世の街はそうではなかったし、郊外化し、またネットや物流のインフラが整う現代の地方都市でも「消費」の場が都市の中核になければならない理由は実は疑わしい。
にもかかわらず私たちは相変わらず、都市の中心部で行われる「消費」がまちづくりのコストを担うことを当然視し、その回収を商店街に代行してもらっている。
しかし事実上多くの商店街が空洞化、または宅地へと解体している今、これ以上の負担を商店街に負わせることはむずかしい。
via: 危機に瀕する「商店街」、そもそも地方都市の中心部に必要なのか(貞包 英之) | 現代ビジネス | 講談社(5/5)
 
商店街、モール、そして地方の衰退
地方が滅びようとしている。そんなニュースが大きく取り上げられるようになってから随分経ち、もはやそのような報道すら減ってきているのが現状です。地方は間違いなく滅びようとしており、多くの人がそれを暗黙の了解として受け入れているのではないでしょうあk。
 
地方はなぜ衰退してしまったのか。色んな理由が上げられますが、よく問題視されるのは地方のショッピングモールの登場です。街の中心にある商店街ではなく、ロードサイドと言われる郊外に作られた大きな複合商業施設の誕生が地方の衰退を招いたと言われています。
 
イオンなどがその代表例ですが、多くの店舗を店の中で構えながら、ニーズやトレンドに合わせてその店舗をどんどん変えていく。そのキャッチーさ、行くだけで楽しい感じ、新しさなどが地方の住民をひきつけました。そして、商店街はどんどん寂れていったのです。
 
しかし、そのようなモールには一つだけ大きな欠点がありました。それは、地方に愛着など無いということです。彼らは全国規模のビジネス展開をしているので、売上が立たないならさっさと消えてしまうし、もっと売上が出る所があればそちらに行くのです。
 
商店街と違って、その地元への愛着や、そこに住んでいる人との心理的なものも含めた交流が少ないので、簡単に消えてしまうのです。しかも、客を持っていかれた商店街の店が続々と潰れてから…これは恐ろしい話ですよね。
 
希望はどこにある?
しかし、もしも希望があるとすれば「そもそも街の中心に商店が集中しなくてもよい」という発想の転換。今までは街のど真ん中、駅近くに商店街があり、そこにいけば全てが揃うことを前提のように考えてきましたが、街って必ずしもそんな風にだけ発展しなくてもよいのではないか。
 
そんな風に考える人達も出てきているようです。街のいろんなところに色んな店があり、eコマースなどネット展開も視野に入れた上で-なんて言っていますが私にはどうしてもよくわかりません。
 
日本全体の人口が減り、若者は学歴と就職のためにどんどん都市へと流入している中で、そもそも地方活性化など出来るわけが無い。そもそもの構造的な問題があるのです。これは国家政策の失敗なのです。
 
日本国家がやるべきことは大きく2つ。1つは少子高齢化を食い止めるための政策を急務で行うこと。そしてもう1つは大都市が持つ機能の地方都市への委譲や移転です。前者をしない限りそもそもパイが少なすぎて末端から死んでしまうし、子どもが増えても大都市が持つ機能を地方が持たなくては同じく人は流れ続けるだけです。
 
地方が持つべき機能の一つは中堅レベルの大学を持つことはその筆頭でしょう。どうしようもないクソみたいな大学は減らして、しっかりお金を掛けて地方の大学を少なくとも全ての県が1つは誇りをもって育てなくてはなりません。
 
そして、その大学と地方産業が連携して一体となって街を活性化させていく、大学生という人材が地域と関わりを持ち、また雇用が底に直接繋がるようにするべきです。ここを怠っている限り、絶対に地方は衰退します。
 
まあ、少子高齢化を終わらせられるような政府であればここまで問題は山積みにならなかったのだと思いますが…。

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