2020年、大学入試が改革されることに備え新テストの実験中…どうなる大学入試

続きを読む
はてなブックマークに追加
大学入試改革、それは暗記一辺倒の現行制度からの脱却を目論んだ大きな大きな方針転換である。ただし、そのコストや効果がどれほどのものかは未だ不明である。

オススメ記事



















2020年度から大学入試センター試験に代わって始まる新テスト「大学入学共通テスト」の試行調査(プレテスト)が13日、全国で始まった。
 新たに導入される記述式問題の内容や採点方法などを検証するためで、24日までに全国の高校の4割にあたる約1900校の延べ約19万人がテストを受ける。
 プレテストでは、国語や数学などの11科目(英語を除く)の試験を実施。各校では原則、国数のうち1科目と世界史や物理などマーク式問題の1科目程度を行う。
 国語(試験時間100分)と数学1・A(同70分)は、記述式3問が出され、試験時間は従来のセンター試験より10~20分長く設定された。マーク式も複数の正答を全て選ばせたり、「解答なし」が正答だったりと、従来にない問題も出された。問題や正答は12月に公表される。
via: 大学入試「プレテスト」始まる…記述問題を検証 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 
入試改革
大学入試が変わる。これは高校生にとっても高校教師にとっても大きな課題だろう。新しい制度に変わるときはいつもその直近の人たちが変化に追われてよくわからないことになってしまう。しかし、それも制度変更のためには仕方のない犠牲である、という他あるまい。
 
大学入試はこれまで暗記に大きく重点を置いたものだった。しかし、これからは思考力をより強く問う方針に変わってきている。理由はいくつもあるが、その1つは暗記はパソコンの方が遥かに得意だからというのもあげられるだろう。大事なのは情報ではなく、それをどう活用するかという時代なのである。
 
それに合わせ、今まで4択中心だったセンター試験も形式を変え一部はより思考力が試される記述式の問題が出る。これは画期的な変化だが、実のところ「誰が採点するのか」という非常に大きな問題がある。択一式ならマークを読み込めばいい話だが、記述となるとそうもいかない。このコストを誰が負うのか未だ不明である。
 
時代が変われば試験も変わる?
このような時代が変われば若者に求められる能力も変わる、であればその能力を測るための試験も変わるというのは当然のことである。しかしながら、果たして本当に若者に求められる能力は変わったのだろうか。そしてこの新しい試験はその新しい能力を測るために機能するのであろうか。
 
私の考えは明確にNOである。なぜか? それは、元々「思考力」を問う問題を少なくともトップレベルの大学はみんな出しているからだ。東大京大を代表に、当然ほとんど全ての問題が記述式であり、また求められる知識も膨大。つまり広い知識と、それを処理するための思考力の両方を問うような問題がちゃんと出ているのである。
 
トップレベルの私立大学も同様、上位であればあるほど記述が増える。つまり、低偏差値の大学くらいなのだ。全て択一問題で入学出来るのは。そして結局、低偏差値の人間を測るのは暗記だけで十分であり、思考力など試す必要もない。なぜなら、どちらもないと高偏差値大学にはいけないからだ。
 
そういう意味で、この上辺のテストを変えた所でどうせトップレベルの大学は今まで通り、思考力も暗記力も問う問題を出して優秀な学生を入れるし、そして元々そういう大学に入れなかった学生はテストがどう変わろうと入れないのである。

新着画像

注目記事

新着記事

弊社情シス、ZIPと別メールでパスワードを送る運用に疑問を感じ画期的なシステムを導入!2021/10/30 14:11
過去に嫁が調教されていた2021/10/30 08:50
婚姻届の証人2021/10/30 08:44
執着してきてて怖い2021/10/30 08:39
何かにつけて腐す奴は何なの?2021/10/30 08:36
疲労骨折2021/10/30 08:34
親知らず2021/10/30 08:32
金丸信2021/10/30 08:30
2021/10/30 08:28