いつの時代も、人の移動には常に病原菌がついて回りました。南アメリカ大陸にたどり着いたヨーロッパ人が持ってきた武器の中で最も原住民を殺したのは病原菌だとも言われています。 オススメ記事 北朝鮮が核・ミサイル開発を進める中、厚生労働省は、万が一有事が起きて大量の難民が日本にやってきた場合に、保護した施設などで感染症が発生するおそれがあるとして、専門家による研究班を初めて立ち上げ、対策を検討することになりました。 続きを読む 厚生労働省は、北朝鮮で万が一有事が起きた場合、大量の難民が日本にやって来ることも想定されるとしています。 ヨーロッパでは、難民を保護した施設で、はしかや風しん、A型肝炎などの感染症が発生したケースがあるほか、WHOの報告によりますと、北朝鮮の国内でマラリアが発生していることから、厚生労働省は新たに研究班を立ち上げ、感染症の予防や周辺地域への拡大を防ぐ対策を検討することになりました。 研究班は感染症に詳しい医師や保健所の職員などがメンバーとなり、北朝鮮から数万人の難民が日本にやって来るという想定で、受け入れ施設で実施すべき予防接種の種類や、あらかじめ準備すべき医薬品や医療機器の量などを検討します。 また、感染症を早期に特定するために必要な医療体制なども検討します。 厚生労働省が北朝鮮からの難民を想定して研究班を立ち上げるのはこれが初めてで、研究班は来年2月ごろまでに対策案をまとめることにしています。 via: 北朝鮮からの難民を想定 感染症対策検討へ 厚労省 | NHKニュース 難民と病原菌 こういう言い方をするとなんだか嫌ないい方になりますが、難民が来た時に大問題になるのが病原菌の問題です。差別的な響きが凄いですが、これは実際の非常に重要な問題になってくるでしょう。これは欧米諸国も同様です。 異なる国からやってくる時、衣服や体内に様々な病原菌を運んでくることが往々にしてよくあります。違う地域ですからその病原菌に慣れていない人も多く、感染してしまう-しかも集団感染してしまう恐れがあるのです。 スペイン人がはるか昔南アメリカ大陸に侵略したときも、その病原菌が猛威を振るって多くの現地人が死んでいます。冗談でもなんでもなく、難民問題には病原菌問題がついて回る。人道的に受け入れる準備をする以上はそういう対策もしなくてはならないのです。難民の方々からすると「自分たちはバイキン扱いか!」と感じてしまいそうでなんだかナイーブな感じもありますが。 日本もリスクを考え始めている それにしても、こういうリスクを政府が意識して準備をし始めていることに少しだけ怖い感覚がありますね。もしかしたら、極めて低い確率ではあるが難民が大量にやってくる可能性がある。そのときには、北朝鮮政府は崩壊している可能性が高い。 どうして崩壊するかとなると、アメリカとの直接対決の可能性が高い。北朝鮮はほぼ確実に壊滅するが、その前に核爆弾を使う可能性もある。通常兵器はガッツリ韓国に向いており主要な都市に爆撃が行く可能性も高い。 つまり、日本に難民が来るときには世界は大きな混乱の中にいる可能性が高いのです。それを想像すると恐ろしくなりますね。今回の委員会もあくまで万が一に備えてということですが、少しずつ日本に戦争が近づいているような、そういううっすらとした不安が広がっているように思います。