sushi,samurai,そしてkaroshi(過労死)が日本の誇る文化である

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日本が誇るべき文化は様々なものがあります。寿司といえば日本食の中でも最も世界に認知されているものであり、侍や腹切の文化もよく知られている所です。そして最近もっとも世界に広く認知されている日本の文化といえば、ワークライフバランスの崩壊と過労死です。

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10月上旬、今年が2回目の年となる2017年版「過労死等防止対策白書」(通称、過労死白書)が厚生労働省から公表された。その白書によると、仕事でのストレスなどが原因で起こった死亡事故と自殺未遂は合わせて191件、前年度の調査より2件の増加となっている。また、鬱などの精神的ダメージを受けた件数においては、なんと498件を数えている。  これまでも、大企業の従業員が心身ともに疲れ果てて自殺したり、過労が原因で心臓発作などを起こして倒れたりしたニュースは、いくつも報道されてきた。電通の新入社員の過労自殺によってやっと重い腰を上げた感のある厚労省だが、白書を見る限り、日本の労働社会の風潮を変えていくにはまだまだ時間がかかりそうだ。 「日本のワークライフバランス、高度成長期のまま」海外ではkaroshiがおなじみに
 
過労死とは
過労死、それは他の国の人達からしたらほとんど伝説のような存在であることは間違いありません。遠いアジアの国日本には、ある特殊な文化がある。それは働きすぎて睡眠も取れず、体調や精神状態を崩して死んでしまうという文化だ。ある種のブラックジョークだとすら言えるでしょう。
 
死ぬほど働く、というのはかなり変わった行為であることは間違いありません。働きすぎて体調を崩したり、心臓麻痺で急死してしまう例はもちろん日本以外でも起こりうるのですが、なんといっても日本に不足しているのはワークライフバランスという考え方そのもの、あるいはそれを支援するための制度です。
 
例えば労働時間に厳しいドイツやフランスでも、「家に帰ってからは仕事のメールはしてはならない」などの法律を最近作りました。それが意味するのは、家でもドイツやフランスで働かなくちゃいけないことはあるということ。だから、決して彼らだってめちゃくちゃにホワイトな暮らしをしているわけではない。
 
しかし違うのは、そのような「家にまで仕事のメールが来るという恐ろしい状況」をなんとかしなくてはならないということで積極的に行政が働きかけていること。これが全く違う所なのです。日本は政府も含めてブラックなのでどうにもそこを変えるための意識も意思も能力も無いのです。
 
過労死の問題が日本でこれだけ大きくなっているのは一体なぜなのか。よく労働生産性のデータと共に語られることがあります。すなわち、GDPに対してかけている労働時間が日本は極端に長いのです。他の国が2時間で出来ることを、日本は4時間かけてやっているという状況なのです。これは良くない、全く良くない。
 
「きっちり時間通りに終わらせること」「定時内で終わらせられないようなタスクを発生させないこと」など同時並行的に取り組まなければならないことが複数あるでしょうし、「残業するとお金が稼げる」というシステムも無くす必要があるでしょう。もちろんそれはまだ良い方で、サービス残業の方が多いというのがこの世界の闇であることは否定しません。
 
貧ズレば鈍ズルという言葉があるように、お金がなくなって経済的に苦しくなってくると人の心もまたどんどん貧しくなってくる。経営者も懐が寒くなってくるとどんどん厳しい経営になってくる。全ては日本という国自体が持つ全体としての活気が失われてきていることに要因があるのかもしれません。
 
生活レベルが下がってでもいいから、もっとゆっくり暮らしたいと思う人のほうがずっと多いのではないかと思うのですが、どうでしょうか…。

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