世界中から非難を受けるミャンマー:ムスリムへの過剰な暴力で

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ミャンマーと言えば最近民主主義政権を樹立したばかり。好印象のある国でしたが、今となってはとんでもない暴力国家としてみなされています。

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88の国際NGOが、ロヒンギャ族のイスラム教徒に対するミャンマー政府の行動を、人類に対する犯罪として非難するとともに、国際社会に対し、この犯罪行為に対処するための行動に出るよう求めました。
フランス通信が、アメリカ・ニューヨークから伝えたところによりますと、88のNGOが共同声明を発表し、「ミャンマーで現在起こっている事柄に注目し、ミャンマーの治安部隊による行動が人類に対する犯罪であることは明らかだ」としています。
この共同声明は、ニューヨークに本部を置く人権団体ヒューマンライツ・ウォッチが発表したもので、この声明に署名したNGOは、全ての国連加盟国に対し、軍事支援をはじめとするミャンマーへの協力を早急に停止するよう求めています。
アムネスティー・インターナショナルを含むこれらのNGOはまた、国連加盟国に対し、ミャンマーの危機に対処すべく、緊急措置を講じるよう求めました。
ロヒンギャ族の難民via: 88の国際NGOが、イスラム教徒へのミャンマー政府の犯罪に抗議 – Pars Today
 
民主主義の国、ミャンマー
長年軍事国家としてやってきたミャンマー。この10年ほどの間に、民主主義運動の指導者であるアウンサンスーチーがそれと常に対抗する形で様々な運動をしてきて、この度民主主義政権が誕生したことは記憶に新しい。
 
しかし、そんな平和を樹立したかのように見えたミャンマーにおいて物凄い暴力が巻き起こっている。民主主義と聞くと平和な感じもするが実は全然そんなことはないことを思い出させてくれるような事件だ。
 
事件といっても単発のものではまったくない。むしろもう数年に渡る、少数民族であるロヒンギャをひたすら虐殺しまくっているという恐ろしい状況なのだ。若い女性は犯され、家は燃やされ、店は破壊され、ミャンマーという国から追い出そうとしている。
 
一体なぜこのような悲惨な現状が生まれてしまったのか。理由はまさに、アウンサンスーチーが望んできた民主主義政治のためなのだ。
 
民主主義の肝は、誰が民かということ
民主主義という言葉はまさにそのままの意味だ。民が主権を持つということである。国家という非常に大きな組織の最終意思決定が可能なのは民、つまり国民なのだ。階級社会とは全く違う新たな意思決定の仕組み、それが民主主義である。
 
ミャンマーが一気に民主主義国家になるということは、国民が軍に支配されていた意思決定の制度を国民に移行するということである。しかし、日本人は余り直感的に理解できないかもしれないが「国民は誰か」というのは大問題である。
 
ミャンマーにはロヒンギャという民族がいる。彼らはミャンマーの一般的な顔よりも浅黒い肌をしており、堀りが深い。なんとなく同国人っぽくない印象もある。更には宗教が違っていて、彼らはムスリムである。
 
そうなると、要するにミャンマー政権の中心である人達が彼らを受け入れるかどうかというのがポイントになる。ロヒンギャが国民なのであれば当然選挙権だって必要になる。でも、国会は国民の代表だ。彼らは国民なのか? いや、違う。昔やってきた不法移民なのだ。じゃあ追い出してしまおうというわけだ。
 
それが今のミャンマーにおいて軍がロヒンギャという民族を殺して回って国から追い出そうとしている理由だ。民主主義には常に排除の論理を含んでいるということがよくわかる事例だ。

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