家まで残り1時間くらいで着くというとき何かをタイヤで踏み、自転車は横転した。 すぐ横はなだらかな崖のようになっているので反対側にこけなかったのが唯一の救いだった。 カバンから手探りで懐中電灯を取り出すと、周りを照らす。 すると、自転車のタイヤが木にぶつかりタイヤの空気は抜け、ホイールも曲がっていた。 自転車はとりあえず押して帰ろうと立たせて歩き始めた。 ホイールが曲がっているためガクンガクンなるが、きにせず歩く。 腕時計を見ると21時を少し過ぎていた 続きを読む