1: ばーど ★ 2017/07/12 18:23:50.35 ID:CAP_USER9.net「皆様の支援で助かっていることは確かです。ただ、それで『困っている』部分もあるんです」――。 2017年7月12日、J-CASTニュースの取材にこう話すのは、九州での豪雨被害を受けてフェイスブックに「タオル支援」を呼び掛けた大分県日田市の佐藤日出美さん(50)だ。 12日昼時点で、佐藤さんの元には段ボール約500箱分のタオルが届いている。また、一時は支援に関する問い合わせ電話が1日に100件近くもかかってきた。佐藤さんは「対応に追われている」として、「まさか、こんなことになるとは...」と話す。 佐藤さんの元に届けられた大量のタオル(写真は本人のFacebookより、本人の許諾を得て使用しています) 支援物資の荷ほどき作業を行う佐藤さん(同) ■「古いタオル、全国から大募集」 佐藤さんは日田市で児童向けの雑貨店「ちゃいるどるーむ」を営んでいる。7月5日から6日にかけて九州北部を襲った記録的な豪雨の影響により、店舗と自宅の両方が床上浸水した。 浸水の影響で店舗と自宅は泥だらけになり、掃除に必要なタオルが足りなくなった。そこで佐藤さんは、5日夜に更新したフェイスブックで、浸水被害の状況を写真付きで紹介するとともに、 “「古いタオル、全国から大募集」などと、住所と電話番号を添えて呼び掛けた。 この呼びかけには多くのネットユーザーが反応。翌6日までにシェア数は500件を超え、佐藤さんの元には大量のタオルが届くことになった。直接、「ちゃいるどるーむ」店舗までタオルを届ける人もおり、6日朝に佐藤さんは、 “「タオル十分足りてます!」 とフェイスブックに投稿。その後6日夕になって、「混乱を招く」ためタオル募集を呼び掛けた投稿を削除したことを報告した。 だが、佐藤さんの元にはその後も大量のタオルが届く。一部のブロガーやツイッターユーザーが、削除済みの「タオル募集」投稿の拡散を進めたことが原因だ。佐藤さんは8日に更新したフェイスブックで、「(タオルは)送らないでください」と発信。続けて、 “「タオルは現在募集しておりません。(中略)問い合わせが殺到して、対応が大変な状況です。facebookしかしていませんが、ツイッターで蔓延しているそうです。困っています。ご協力お願いします」とも呼び掛けた。 ■問い合わせ電話は1日「100件」近くに だが、それでもネットの「拡散」は止まらない。佐藤さんが「送らないでください」と訴えた8日以降も、ツイッターには、 “「雑巾がたくさん必要だそうです」 「古いタオルわりとあるからおくろうと思う」 「まとめて現地に送ります」 とのコメント付きで、タオル支援を広く呼び掛ける投稿が寄せられていた。中には、佐藤さんがタオル募集を中止した事などを伝えるツイートもあるのだが、「拡散」を食い止める力はなかったようだ。 こうした「拡散」の結果、どれだけのタオルが佐藤さんの元に送られてきたのだろうか。 12日昼に佐藤さんに話を聞くと、「これまでに、段ボール500箱近くですかね」。現在も段ボール単位でタオルが届く状況だという。また、一人だけでは大量の荷物に対応できないため、周辺の住民にタオルの受け取りや仕分けの「ボランティア」も依頼しているそうだ。 さらに、支援の「問い合わせ電話」にも追われているという。佐藤さんは、支援ができないかと尋ねてくる電話は「すべて断っている」とした上で、 “「一時は、1日100件近くの問い合わせがありました。本当に、朝から晩までひっきりなしに電話がかかってくる状況で...。今は少なくなりましたけど、まだ電話は来ますよ」としていた。 こうした状況を説明した上で、佐藤さんは、支援への対応に追われ「日常生活が大分削られているのは事実」として、「やっぱり、過剰な支援に困っている部分はあります」と話した。 ■「ネットの良さと怖さの両方を感じた」 ※続きはソース先をお読み下さい 配信 2017/7/12 14:53 J-CASTニュース https://www.j-cast.com/2017/07/12303051.html?p=all 続きを読む