4歳くらいのことなんだけど…もう20年以上前のことで、今となっては実体験なのか夢だったのか分からないんですが。 おじいちゃんのお見舞いで病院に行ってて、もうおじいちゃんは意識が無い状態なのに「手を握れ」だの「呼び掛けろ」だの大人に言われた。 「じいちゃん、◯◯(名前)よ~」とか言うのになんだか居た堪れなくなって、病室を出た。 そこからポンっと記憶が抜けるんだけど、気がついたら階段室みたいな空間にいて、これは忘れもしないんだけど、階段室の中は薄暗くて術着みたいな緑色。非常口の灯りみたいな。 螺旋になった階段をずっと降りていく。 続きを読む