前回はマグのことを忘れてしまった新米アークスの僕ですが、どうにか思い出すことが出来ました。 そして、マグを入手する為、『森林探索』へ赴くことにしました。 いよいよナベリウスを本格的に支配します。 虫の息となった原住民を皆殺しにして、奴等が心のより所としている『ロックベア』を倒すのだ。 歴史は戦争の上に成り立つということを、僕がナベリウスの雑魚共に教えてくれるわ。 ナベリウスに侵略を開始してすぐ、ギャザリングポイントがチラホラ見えます。 近づいてボタンを連打しておけば、なんだかんだで素材が集まる仕組みのようです。 当然ながら、僕はギャザリングに明け暮れました。 ギャザってギャザって、ギャザりにギャザった。 その間も原住民は襲い掛かってきますが、戦闘はNPCにお任せです。 彼・彼女らの強さは僕の比ではなく、まさにVIPとボディガードといったところ。 己の手を汚さずに事を進めていくあたり、僕も腐敗したアークス社会に適応しているということか。 アークスになりたてだった頃にあった純白の心はもうない。 ところが、僕という人間はしばらくしてギャザることを辞めました。 ボタン連打の単調な作業に飽きたのです。 こういう面倒な作業こそ、ネトゲにおいては大事である。 そうは分かっていても、「面倒なんだよ」と訴える心には勝てません。 だから、「ギャザは廃人用コンテンツに違いない」という、都合の良い言い訳を自己暗示した。 惑星侵略という当初の目的を思い出した僕は、激しく暴れます。 軽やかにタクトを振るい、下僕の犬や鳥を突っ込ませては原住民の生命を刈り取っていく。 出会って一秒で昇天する原住民。 嬉々としてタクトを振る僕。 どちらが正義でどちらが悪かは明白だ。 正義は僕である。力こそ正義なのだ。 わっはっは、死ね、ナベリウスの原住民! 気がつくとナベリウスの最奥部に到着していました。 ナベリウスの王『ロックベア』に繋がるワープポイントと全回復装置が並んでいます。 そこで一休みして気合いと緊張感を極限まで高め、いざボス戦へ。 出た! ナベリウスの王、ロックベア!! 圧倒的なまでの存在感。 有象無象の雑魚とは比較にならない巨体。 同胞が虐殺されたことにより、相当怒っていそうだ。 これは相手にとって不足なし! と、思いきや……。 タクトを振り始めてから10秒程度で終わった。 僕「うち下僕、まだ何も強化していないのだけど……」 かくして、僕はナベリウスを支配し、マグを手に入れたのであった。 森林探索のプレイ動画