アークスロードを順調に進み、出世街道まっしぐら。 依頼者が「俺は忙しくて」と操作のおさらいクエストを押しつける小僧から変わりました。 新たな依頼者は管理官のコフィー。 服装は黒と白を主調としたもので、金色を織り交ぜることでエレガントさを演出しています。 管理官らしい落ち着きと品のある服に、水色のリボンが良い感じのワンポイントとなっていますね。 おっと、脱線してしまった。 僕はファッション評論家ではなく、他の惑星に侵略するアークスだ。 心を強くもたないと……。 コフィーのクエスト『自由探索許可申請・森林』は、クリア条件が複数あります。 数は三つですが、作業は二つ。 ダガン殲滅任務とナベリウス観測素子αは同時にクリア可能です。 ダガン殲滅任務は、惑星ナベリウスに居るダガンと呼ばれるダーカーを狩るもの。 ここにきて初めて、本来の目的であるダーカーの駆除がメイン任務となりました。 省略しますが、ダガン殲滅任務はサクッとクリア。 大量のダーカーと原住民を殲滅して、アークスの力を誇示しました。 既にナベリウスの原住民は抗力を失っており、アークスに支配されるのも時間の問題です。 続いては練習クエスト。 簡単な操作方法について強引におさらいさせられます。 面倒くさいですが、指示に従えば数分の内に終了します。 こうして、『自由探索許可申請・森林』のクエストを終了しました。 次は『マグライセンス授与申請試練』です。 これをクリアすると、マグを扱うことが可能になります。 ◎マグとは? アイテムなどをエサとして与えることで育てるペットみたいなもの。 簡単に育てることができる上に、育てるとステータスに多大な恩恵をもたらします。 ただ、育て直すには課金する必要がある為、育成は慎重に行わなければなりません。 PSO2において、マグは必要不可欠な存在です。 だから、僕も今すぐにこのクエストをクリアしようと鼻息を荒くしました。 その時、画面に表示されたこのログが僕に待ったをかけました。 約四秒ごとに自動でスクリーンショットを撮影し続けている為、画像が奇跡的にも残っていました。 しかしながら、プレイ中の僕はログを一瞬にして閉じてしまったのです。 その為、ソフィアがどこに居るのか分かりませんでした。 もっと言えば、そもそも誰のクライアントオーダーが発生したのかが分かっていなかった。 これにより、僕の心に動揺が走ります。 今大事なのはマグだというのに、僕の思考は別のことを考えていました。 誰のクライアントオーダーが発生したんだ? 頭の中はそのことでいっぱいです。 結果、僕は取り乱したように周囲を駆け回り、 手当たり次第に話しかけていきました。 話して、話して、また話して、そして話した。 そうして分かったのですが、話しかけると思ったよりも多くのクエストが転がっていました。 どいつもこいつも、アークスのくせに「忙しい」などと言って自分では仕事をしないのです。 それでも艦内に居座れるあたり、いかにアークス社会が腐敗しているのかがよく分かる。 話は戻りまして、最終的にはスクリーンショットの存在を思い出し、無事に到着出来ました。 ギャザリングでお世話になるらしい『フランカのカフェ』に到着です。 ◎ギャザリングとは? ギャザリングは、釣りや採取などの素材を集めることを指します。 集めた素材をフランカのカフェに持ち込むと、装備や料理に交換できる模様。 この説明はゲーム内の受け売りなので、詳しいことはよく分かりません。 ちなみにこれが実際のログです。 こうして、僕はフランカのカフェでソフィアと会えました。。 ついでに、おじさんタイプのNPCから中々に儲かりそうなクエストも受注。 ギャザリング……数年前に遊んでいた頃には無かったと思われる仕様。 採取やら釣りやら、面倒そうに感じる反面、中々に面白そうではないか。 僕の頭から、マグのことは消えていた。