「諸悪の根源は製作委員会」ってホント? アニメ制作における委員会の役割を制作会社と日本動画協会に聞いた ――ネット上で「アニメの製作費を広告代理店が中抜きをしている」という話が話題になっていますが、これは本当なのでしょうか 制作会社A氏: それはウソです。代理店が製作委員会に入る場合には、 きちんと出資してリスクも負担しており、そのお金が制作費に回されます アニメの製作費は後述する“主幹事会社”に集められ。100%アニメ制作会社に支払われます ――製作委員会に入ると大きな利益が得られるのでしょうか 制作会社A氏: そんなことはありません。 基本的にアニメ作品10本に出資したとしても大体9本は外れます そのうちの1本がヒットして9本分の赤字が埋まるかどうかという感じなのです ――作品のヒットとは視聴率のことですか 制作会社A氏: いえ、ヒットというのは現状ではパッケージ(DVD/Blu-ray)の売上のことです。 放送枠は製作委員会で事前に買いきってしまっているため、視聴率などは収益に影響しません 近年では海外への番組販売や配信・グッズの比重が高まっています 海外販売の金額は2015年くらいにバブル化して、 日本ではヒットしたとはいえない作品も信じられない高値で販売されたりしていました 現状は海外販売のバブルも落ち着き始めています ――窓口の運用については、各窓口どれぐらいで黒字になるのでしょうか 制作会社A氏: 例えばグッズの場合は在庫が3割余ると赤字になってしまいますし、 パッケージだとDVDやBlu-rayのマスターを作る費用や宣伝費、営業のコストもか かるので2000~3000枚だと完全に赤字になりますね。特にグッズは在庫リスク が高くて、売れないと倉庫の費用も必要ですし、在庫を捨てる場合は廃棄費用も 必要になります。よく聞くのは、作品が大ヒットした後にグッズ制作の会社が在庫 を抱えすぎて赤字になるという話です。 全文長いので略 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170618-00000004-it_nlab-life 8 名無しさん 2017/06/19(月) 12:47:55.64 労働集約産業の上に不確定要素が大きい。 ダメダメビジネスの典型 5 名無しさん 2017/06/19(月) 12:43:40.42 そもそものアニメ製作費が少な過ぎて、末端のアニメーターに十分な賃金が支払われない事が問題 だからと言って、製作委員会もリスクを取って出資額を増やす事が難しいからアニメーターの人件費を抑えて低賃金で働かせざるを得ない 現状のままでは何れ崩壊する