ナイフとフォークを上手に使える日本人は少ないです。 殆どの人は、まともに触れる機会がないからだと思われます。 僕もそうでした。 それが嫌で、しばらく前に徹底して訓練しました。 その結果、僕はめでたくナイフとフォークを達人級に扱える男になったのです。 ところが、そうなった後に気づきました。 なんと、僕はナイフとフォークを反対に覚えていたのです。 右利き右打ちなのに、ナイフとフォークだけは反対です。 外国の知人達にその話をしたら 「そんなの誰も気にしないよ」 「反対の人間なんてこっちじゃ普通に見かけるよ」 と笑われました。 ところがここは日本です。 日本人はそういうところにとても敏感です。 左利きだろうと、右利きと同じ持ち方でマスターします だから、「え、ナイフとフォーク反対とかマジか?w」と嘲笑されることもあるかもしれません。 そんな事態を見据えた僕の対策は…… 1)改めて正しい利き手でマスターする 2)諦めてありのままを受け入れる 以上の二択なわけですが、僕は二番を選ぶことにしました。 おかげで、せっかくナイフとフォークを極めたのに、好んで選ぶのは箸を使う店です……。 ちなみに、僕はナイフとフォーク以上に箸を使うのが上手いです(自慢)