55: おさかなくわえた名無しさん 2010/12/13(月) 03:31:29 ID:IcpC51sZ
中学2~3年の頃アメリカにものすごく憧れを持っていた
脳内では自分はアメリカ人のクォーターで(実際は純日本人)、それに加え2歳年上のアメリカ人彼氏がいて、夜な夜な彼氏と一緒にアメリカ人があつまる謎の集会に参加しているという設定だった
毎日口を開けば「クォーターって色々複雑だわぁ」や「毎日集会のみんなでダンスパーティしてる」や「アメリカ人彼氏の愛情表現が凄くてさあ」
などと、自分の想像の中のアメリカ像をクラスメイトに言ってまわってた
そのうち段々エスカレートしていって、辞書片手に一生懸命ラブレターを作成し、クラスメイトには「彼氏からもらっちゃった!」と見せて回っていたが、所詮馬鹿な中学生だったので内容は
Hey You ! I Love You Very Much ! I Want You ! Ha Ha Ha! Thank You
などという非常に粗末なものだった
授業中は教科書を広げず古本屋で買った洋書を読み、先生に当てられた時は小声で「オーマイガッ」と周りにギリギリ聞こえるくらいに呟き、友達と喋っている時は「アハーン?」と相づちをうつというアメリカンクォーターぶりを披露していた
休み時間にはMDで洋楽を聞き、「歌詞が心にしみるわー」などと言ったり
ソニープラザで購入したアメリカ産のグミをクラスメイトにアメリカのお土産と称してふるまっていた
クラスにはアメリカからの帰国子女もいたんだが、色々バレたら危ないので卒業まで避けていた
そして毎日ダンスパーティに参加してるという証拠をつくるため、家にいるときは合成写真作りに専念していた。
ダンスをしている自分をデジカメで撮り、ネットで見つけた本物のダンスパーティの写真に合成する