1: ダブルニードロップ(宮城県)@\(^o^)/ [US] 2017/03/26(日) 21:02:27.38 ID:kpmgx5cy0● BE:601381941-PLT(13121) ポイント特典 日本社会の「効率化」が結局、「人のがんばり」に落ち着く理由 「欧米に比べて、日本企業の生産性は低い」といった話をよく聞くようになった。効率化を図っている企業は 多いのに、なぜ生産性は上がらないのか。その背景に、結局のところ「人のがんばり」に頼っている部分 があるからではないだろうか。 ソース http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1703/14/news037.html 先日、仕事の関係で「簡易書留」を送ることになった。 近くの郵便局へ行って窓口に2通の書留をお願いしたところ、封筒の宛名をハンディスキャナで読み取って すぐにレシートのようなものを出してくれた。書留を出したことを証明する「書留・特定記録郵便物等受領証」である。 窓口に着いてから受領証をいただくまでわずか数十秒。昔はこういうのはすべて差出人が手書きで書かされて いたことを考えると、窓口業務というのはITで飛躍的に効率化しているんだな、とえらく感銘を受けた。 ただ、それから数日してそことは違う郵便局で簡易書留5通をお願いしたとき、その認識が誤っていたことに 気付かされる。窓口担当の女性がごく当たり前のように、複写式の「書留・特定記録郵便物等受領証」を 差し出して、「そこの台でこちらに記入をしてください」とおっしゃってきたのだ。 なんだか釈然としないものの、窓口の方がおっしゃっているのだからそういうことなのだろう、と5件の宛名を 受領書にすべて手書きで記入をして再び列に並んで提出をした。すると、今度は女性は机に封筒を並べて、 それぞれの宛名と受領書に記された宛名を照合し始めた。丁寧なお仕事をされる方のようで、「あ、えーと、 これはこれか」なんてブツブツ言いながらやっていた。最初に窓口に着いてからゆうに3分は経過している。 ほんの数日前の光景とのあまりの落差から失礼だと思いつつも、「あの……先日ほかの郵便局で出したら ピッというので終わったんですけど」と疑問を口にしたところ、窓口女性は諭すような口調で答えてくれた。 「そういう方法をとることもあるんですが、書留の数が多い場合は印字スペースの関係で受領書がかなり 長くなってしまうんです。だから、こちらの用紙にご自身で書いてもらうということで、窓口業務の時間短縮に ご協力いただいているんですよ」 これは正直、目からウロコだった。 いま盛んに論じられている宅配業界の「効率化」にも関わる日本社会の構造的な問題が窓口女性の言葉に すべて集約されていたからだ。 つづく 引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1490529747/ 続きを読む