1: 2017/03/04(土) 16:37:21.19 ● BE:299336179-PLT(13500) ポイント特典 映画「マイティ・ソー」では原作でナースだった女性キャラクターが物理学者へと変更された点が物語のステレオタイプを破壊したとして高く評価されました。 「男の子は女の子よりも賢い」「女性は数学や科学に向かない」というステレオタイプはどのように生まれ、そして真実なのか?ムービーで分かりやすく解説されています。 「男の子は女の子よりも賢い」人々がこのようなステレオタイプを持つようになった原因の1つが、「男性の脳は女性の脳よりも8~13%大きい」という研究結果です。 しかし、この違いは体の大きさによるもの。女性の脳はその分シワが多いので、皮質の表面積は大きくなります。 IQの研究でも、一般的知能についての男女の差はほとんどないか、全くないかという結果が示されています。 一方で、女性は言語的能力が、男性は視覚・空間の認知能力が優れているという調査結果も発表されています。 なお、ある研究では「男性のIQは女性に比べて3.3~5.5ポイント高い」という結果が示されましたが、この研究は「調査方法に欠陥がある」として疑問視されています。 一方で、ステレオタイプが女性のパフォーマンスに影響を与えていることもわかっています。 例えば、「数学の能力には性差がある」と伝えられると、女性のテストの結果は低くなり……反対に「性差はない」と伝えられるとテストのスコアは男女で等しくなるのです。 この現象は「ステレオタイプの脅威」と呼ばれています。 実際の研究の現場でも性差によるバイアスは存在します。求人募集する際、応募者の願書に女性と男性の名前をランダムに割り当てたところ、 男性の名前の方が「有能」という評価を得やすいことが判明。また、年収においても、男性に提示される平均額が3万ドル(約340万円)であるのに対し、 女性は2万6000ドル(約290万円)であることがわかっています。 数学者のイザベラ・ラバは「ミルザハニが選ばれたことで、『数学の研究分野において女性の能力は男性と同じレベルなのだ』 と私が納得させられることはありません。私は一度もそのことに疑いを持ったことがないからです。そして女性の仕事の素晴らしさを認識できるということです」と語っています。 「男の子は女の子よりも賢い」説は迷信だと解説するムービー http://dai.ly/x5dul04 http://gigazine.net/news/20170304-boys-girls-intelligence/ 続きを読む