1: 動物園φ ★@ 2017/02/23(木) 14:15:12.38 ID:CAP_USER9 スポーツ報知 2/23(木) 14:00配信 音楽活動をしていた女子大生の冨田真由さん(21)が昨年年5月21日、東京都小金井市でファンの男に折りたたみ式ナイフで首などを刺され、一時重体となった事件で、殺人未遂罪などに問われたファンの無職・岩埼(いわざき)友宏被告(28)の裁判員裁判公判が23日、東京地裁立川支部(阿部浩巳裁判長)で開かれ、検察側は「常軌を逸した自己中心的な犯行」として懲役17年を求刑した。 この日は、現在も刺された後遺症に悩む冨田さんが出廷して意見陳述した。衝立で姿を隠した冨田さんは「犯人も、犯人の両親も許すことができない。きっと心の中では笑っていて、反省は一つもしていないと思う。普通に過ごすはずだった毎日を返してほしい。傷のない体を返してほしい」と涙声で述べた。 冨田さんが「犯人は絶対に同じことをする。また犠牲者が出る。野放しにしてはいけない」と述べたところで、岩埼被告は突然「じゃあ殺せよ!」と怒鳴り声を上げた。裁判長から「発言を止めなさい!」と諭されたが、冨田さんが「今度こそ私を殺しに来ると思います」と続けたところで被告は「殺さない!」と叫んだ。裁判長は被告の退廷を命令。被告は手錠をかけられながらも再び「殺すわけがないだろ!」と叫び声を上げた。退廷してからも室外でもう一度「殺すわけがないだろ!」と叫んだ。 岩埼被告が退廷し、公判は一時休廷後に再開されたが、冨田さんはその後は陳述ができなくなり、検察が代わって意見陳述書を読み上げた。「たくさんの人に助けて頂いた命。これからも生きていこうという気持ちと(体の)麻痺などで苦しい気持ちが繰り返されます」「二度と同じようなことが起きないよう厳しい判決を出して頂きたいです」などと書かれていた。 検察は「法廷で被告が『申し訳ないとは思っている』と発言したのは単なるパフォーマンスであることは、言動で十二分に証明された。被害者をさらに傷つける不規則発言は言語道断だ」と被告の法廷での言動を糾弾した。 論告では「被害者と被告は社会生活上の人間関係になく、被害者に何ら落ち度はなかった」とした上で「常軌を逸し、身勝手さが際立った犯行」「再犯の恐れが相当大きい」「これまでの類例ではとらえられない事案」などとして懲役17年を求刑した。被害者弁護人は、冨田さんの強い処罰感情と被告の出所後の報復を不安視していることを考慮し「無期懲役が相当と考える」と述べた。冨田さんは検察の論告中に車いすが用意され、途中退廷した。 被告の弁護人は「法廷での不規則発言は被害者に失礼で決して許されない」とした上で、これを量刑に考慮されるべきではないと主張。検察の「被害者と被告は社会生活上人間関係になかった」との主張には、冨田さんが小規模の会場でファンとの交流を大事にして来たことから「無関係ということはできない」と反論し、そこで交際を断られてことで「絶望が犯行の扉を開いた」「たとえ片思いでも男女関係の枠組みであることは否定できない」「被告の犯行は理解不能なものではなく、量刑傾向を逸脱するものではない」などと被告の情状酌量を求めた。 公判は4回で結審し、判決は2月28日に言い渡される。 岩埼被告に懲役17年を求刑&小金井刺傷事件(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース音楽活動をしていた女子大生の冨田真由さん(21)が昨年年5月21日、東京都小金井 - Yahoo!ニュース(スポーツ報知)headlies.yahoo.co.jp 引用元: ・【社会】岩埼被告に懲役17年を求刑…小金井刺傷事件 Tags: 事件, 裁判, 冨田真由, 岩埼被告, 17年求刑