13日に行われたリーガエスパニョーラ第22節、エイバル対グラナダの試合は、ホームのエイバルが4-0で勝利した。エイバルMF乾貴士は先発フル出場している。 前節バレンシア戦(4-0)で13試合ぶりにスタメンから外れた乾だが、ホームに帰還した一戦でがっちりと定位置を再奪取する。エイバルは第19節でバルセロナに大敗して以降、デポルティボとバレンシアに連勝してヨーロッパリーグ出場圏内の6位を射程距離に捉えている。 先発から外れて危機感を募らせたのか、乾はこの試合序盤から魅せてくれる。7分、グラナダのメキシコ代表GKオチョアが前に出ていたところを見逃さなかった乾は、ハーフライン付近からロングシュート。これはわずかに右に外れたが、意外性に満ちた日本人MFのプレーに本拠地イプルーアの観衆が沸く。 エイバルは11分、カパのクロスに合わせようとしたエンリクがイガソンにユニフォームを引っ張られ、PKを獲得する。キッカーを務めたアドリアンがきっちり決めて、早い時間帯の先制に成功した。 エイバルは4-2-3-1の基本布陣と変則的な4-4-2を駆使してグラナダを撹乱する。特にトップ下のポジションから最前線へと出るアドリアンをグラナダDF陣はつかまえきれず、18分にはカパのクロスにそのアドリアンが合わせ、バーを叩くボレーシュートを放つ。 欧州カップ戦出場を睨むチームと残留争い真っ只中のチームの勢いの差は明らかだった。39分、エイバルに追加点が生まれる。ペドロ・レオンのスルーパスに反応したエンリクがGKオチョアを抜き去り、最後は落ち着いて右足でシュートを沈めた。 2点リードで後半に向かったエイバルは、52分に決定的な3点目を手にする・ペドロ・レオンのCKに、ニアサイドへと走り込んだラミスが右足で合わせてネットを揺らした。 乾は56分、左サイドからカットインして右足でミドルシュートを放つ。58分には、乾の綺麗なサイドチェンジからペドロ・レオンが決定機を迎えたが、フィニッシュの目前で相手DFのブロックに遭う。 エイバルのゴールショーは63分に締めくくられる。アルビージャのクロスにエンリクが飛び込む。こぼれたボールがペドロ・レオンの足元へ。レアル・マドリーでプレーしたこともある経験豊富なアタッカーが左足を振り抜き、GKオチョアを破った。 乾は第5節マラガ戦以来のフル出場を果たした。3連勝を飾ったエイバルは6位ビジャレアルに勝ち点1差の7位に浮上。対するグラナダは19位に沈んでいる。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170214-00000042-goal-socc 引用元: http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1487026707/ 続きを読む