舞台開幕早々、監督の采配が光る 海底のシーンで幽奈に全身タイツとお面を着せて宙を舞わせ、つかみはOK しかし、真の狙いはラストの人魚姫が泡となって消えるシーンだというが… 場面変わって、人魚姫が人間化したので幽奈は雲雀と交代 観客「心なしかさっき浮いてた人魚姫より胸が小さいような…?」 雲雀(ほっといてよ!) そのまま普通に話は進み 王子様はシナリオ通り人間の姫役の千紗希と結ばれる 観客席のこゆずは人魚姫かわいそう…と涙目だが 一緒にいる狭霧&呑子は冷めたもので、周りの観客たちも興味なくしつつある ところがここでハプニング発生 雲雀が他の人魚たちに、王子を殺して魔女の呪いを解くようそそのかされるシーンで 雲雀が自分の衣装の裾踏んで転倒、気絶してしまう そこで、女生徒Aが機転を利かし、気絶した雲雀に幽奈を憑依させて演技続行 千紗希は状況を察すると、前に幽奈と話したことを思い出す コガラシが雲雀とつきあうことになったらどうするの?と幽奈に尋ねた際 幽奈は二人を祝福すると言っていた 思わず千紗希は幽奈in雲雀の手を取って本筋から脱線 なんとか王子も殺さずに、人魚姫も消えずにすむ方法を考えましょう!と説く 雲雀が目覚めたのは保健室のベッドの上 芝居は「人間の姫が全財産なげうって魔女に呪いを解かせる」結末にしたとか 校舎の屋上、考え事をしている幽奈にコガラシが呼びかける 監督は自分が思っていたエンディングじゃなくなって怒ってはいたが まあまあ納得はしていたと話すと、スマホ持ってない幽奈と自分のために DVDを貰ってきたと2枚のうちの1枚を渡す 幽奈「…い いいんでしょうか?幽霊なのに…」 コガラシ「幽霊だろうと何だろうと関係ねーのかもな 幽奈は今ここにいるんだから…な」 幽奈(大好きな人と結ばれたいだなんて…願ってもいいんでしょうか…? もし… もしそんなことが許されるなら わたしは…!) ■抑えていた、気づいていた本当の気持ち… おんせん44/おわり (次号予告なし) 続きを読む