1: ローリングソバット(東日本) 2014/01/25(土) 08:20:58.96 ID:dmPb88xE0 BE:62729273-PLT(15073) ポイント特典 日本たばこ産業(JT)は4月の消費増税を受け、たばこの価格を10円ないし20円引き上げる。 市場シェア約3割の主力製品「メビウス」は10円上げ420円にする。たばこの価格は現在、大半が1箱410円か440円で増税分の3%は12~13円に相当する。10円単位が基本の自動販売機を考慮し主力商品は10円、他の一部商品は20円上げ、全体で3%分転嫁する。 財務省は今回、JTなどたばこ大手各社に、全銘柄合計の上げ幅が増税分の3%以内となるよう要請していた。JTの紙巻きたばこは同社商品の半分強を占めるメビウスシリーズのほか、「セブンスター」(440円)など92銘柄あり、銘柄によって上げ幅を10円または20円にとどめることで3%に収める。 1997年の消費増税時にJTは「マイルドセブン(現メビウス)」(当時220円)など主力商品を10円上げ、他は据え置いて全体で増税分にほぼ相当する1.93%上げた。一方、10年の1箱あたり70円のたばこ増税の際には、主力ブランドで増税分を上回る110円上げた経緯がある。 JTは国内のたばこ需要が中期的に毎年3~4%程度減ると想定。営業利益の4割を稼ぐ国内たばこ事業の収益確保が大きな課題になっている。そのため、海外では高級ブランドに位置付ける主力商品メビウスの増税分以外の値上げが注目されていたが、今回は見送る。 国内2位で世界最大ブランド「マールボロ」(同440円)を扱うフィリップモリスジャパン(東京・千代田)と、「ケント」(同410円)などを持つ3位のブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(東京・港)も2月上旬までに値上げを申請する方針だ。 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC2400T_U4A120C1EA2000/?dg=1