少数の支持が生み出すヒットや流行のことをマイクロトレンドという。例としてペットを買う人や鉄道ファン。マイクロトレンドでは社会全体ではなく、一部のコミュニティに着目する。小さなコミュニティであっても、その中で強く支持される製品やサービスを作り上げれば、収益性を確保できる。
インターネットの出現で人の興味がばらばらになった時代でビジネスをやるには2つの作戦がある。1つはマイクロトレンドを掴み、ニッチな層を相手にビジネスを作り上げること。もう一つはバラバラになった興味をそれでもなお網羅的に待ち構えることで一つ一つの売上は少ないながらも全体として大きな売上を上げる方法。(アマゾンや大型書店、大型電器店、大型アウトレットモール)
情報を発信することが情報を収集することになる。ブログで情報発信しているといろいろな意見が返ってくる。他者を巻き込んで議論になることもある。
The Economistはほぼすべての記事をインターネットに無料で公開してるが、雑誌の売上は伸びている。大勢の人がお金を出す価値がある情報が詰まったパッケージだと信じているから。結局、情報を有料で売ろうとするならば、価値のある情報を作るのが一番。