本を出版する際、作家と出版社は契約を交わします。 その際、出版社から送られてくる契約書には、印税をはじめとした様々なことが書かれています。 多くの人はへいへいと異議なく契約を交わすものだと思います。 しかし、実は結構、内容の交渉が可能だったりします。 この箇所をこう修正してほしいとか、この一文は受け入れられないから削除してほしいとか。 そういった細かい要望というのは、余程のことがない限りは受け入れてもらえます。 しかし、こと印税に関してだけは、基本的に交渉の余地がありません。 「印税もう1%上乗せ求む!」なんて言っても、「いや、それは無理です」ときっぱり返されます。 まぁ、出版段階の契約において、金銭面で交渉することはまずないのですが(笑) ※全ての出版社を知っているわけではないので、中には交渉可能な出版社があるかもしれません。 ※自費出版は分かりません。