障害者を利用して感動を誘引するのは、感動ポルノだと指摘する声があります。先天性な聴覚障害を持つ少女を題材にした聲の形は、感動ポルノの一種かもしれません。しかし、聲の形の主題はあくまで主人公石田将也の成長物語。幼い頃に取り返しのつかない過ちを犯してしまった少年が、彼女のために自分は何ができるか問い続け、仲間との繋がりを通して、再び彼女の笑顔を取り戻そうとする。そこには感動ポルノと呼ばれる下卑たお涙頂戴の赴きはないのです。 そのことと私が映画開始2分で早くも号泣し始めていたことは別の話で(笑) 聲の形は、序盤の小学生時代の話が一番強烈ですので、ここを涙なしで乗り切るのは到底不可能…! 無知と好奇か [...]にほんブログ村 アニメ感想