1: ミラノ作 どどんスズスロウン(家) 2014/01/04(土) 09:37:12.47 ID:ZAvnVWRP0 BE:1560348746-PLT(12122) ポイント特典 安倍晋三首相が靖国神社に電撃参拝した12月26日朝は、米東部のワシントンでは12月25日夜。 就任1年の節目に合わせたとはいえ、深夜から未明にかけて関係方面への連絡・調整に追われた日米両国の外交当局者にとっては、とんでもないクリスマスプレゼントだったろう。 「中韓との関係は(参拝前から)すでに最悪」など、強弁とも本音ともつかない発言が日本側から漏れるたびに、日中韓関係の融和に奔走する米当局者の対日不信も強まる。 靖国ショックが米などの経済外交に与える影響もあなどれない。 最たるものは環太平洋経済連携協定(TPP)だ。「日本政府が韓国の交渉参加を軽々に認めるはずがない」ある外交当局者はこう漏らす。 韓国政府は先月、「国益を極大化する」としてTPP協議入りを正式に表明。関係国とも予備交渉に入ったことを明かした。 加盟には参加国すべてから了承を得る必要がある。 「韓国大統領が首脳会談に応じるなど、日韓関係が相当に改善しないと日本の国会が承認しない」複数の日本政府関係者は永田町の険しい空気をこう読む。 韓国の合流時期など流動的な要素も多いため、実際に日本国内で「国会承認」という手続きが必要になるかは現時点では不明だ。 だがTPP交渉妥結後に参加することになれば日韓2国間だけの様々な取り決めも発生する可能性があり、「国会でかなり議論をこなす必要がある」(当局筋)。 一方、米韓はすでに自由貿易協定(FTA)を締結済みだ。 オバマ政権にとって韓国をさらにTPPに取り込むのは経済的な側面よりも、対中国包囲網を強固にするアジア外交戦略上の意味合いが濃い。 日韓関係が悪化したまま走って韓国参加が立ち往生するようなら、オバマ政権が2期目公約の大看板に掲げるTPP妥結と拡大というシナリオも目算が狂いかねない。TPP関係者の悩みは深い。 http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM28001_Q3A231C1I00000/