ナカイ(中井卓大)に最近、2つの重要な出来事が起きた。1つ目は、UEFAユースリーグのシェリフ戦でヨーロッパデビューを遂げたこと。そして2つ目がレアル・マドリーのカスティージャ(Bチーム)でベンチ入りを果たしたことだ。 レアル・マドリーのカンテラは現在マヌ・フェルナンデスの最高責任者の就任を機に、組織の再編と戦略の転換に取り組んでいる。その一環として実施されているのが、所属チームに関係なく、飛び級で試合に出場させようという実力者の抜擢だ。これはナカイにとって必ずしも歓迎できない状況だ。今シーズン、フベニールA(U‐19)に在籍する中で、フベニールB(U‐18)とフベニールC(U‐17)の選手も競争相手となるからだ。 実際、ここまで常時先発出場できていないのは、このクラブが導入するローテーション政策の煽りを受けポジション争い熾烈になっていることと無関係ではない。たとえばナカイがベンチスタートとなったクルトゥラル・レオネサ戦ではゴンサロ・ガルシアとマヌエル・アンヘルという2004年生まれのBチーム所属の選手が中盤でスタメンに名を連ねている。 https://news.yahoo.co.jp/articles/cb06de01c8983c88f85fd6064e9d5e08c4f2e2ea 続きを読む