◆カタールW杯アジア最終予選 ▽B組第4戦 日本2―1オーストラリア(12日・埼玉スタジアム) MF田中碧(デュッセルドルフ)が前半8分に代表初ゴールとなる先取点を挙げ、白星に貢献した。国際Aマッチでは出場3試合目。スタメン抜てきに“一発回答”し、チームに勢いをつけた。MF南野拓実(リバプール)からのボールを受け、右足を勢いよく振り抜いた。「ボールを止めること、決めることに集中してうまく入ってくれた。ゴールという形で結果が残せてよかった」と汗をぬぐった。 会場入りの際、移動のバスからふと目がとまった。「5歳くらいの子がユニホームを着て、バスの写真を撮っているのを見て、こういう子たちに夢を与えないといけないと思った」。日本が初めてフランスW杯に出場した、1998年生まれ。4年に一度、W杯に夢をもらいながら、ボールを追ってきた自覚もある。自分達の代で、途切れさせるわけにいかない―。「日本サッカーのために、W杯に出ることが目標。自分がこういう舞台でサッカーできる幸せを感じて、責任も感じて、小さい子たちがW杯に日本が出ている姿を見せたい」と熱を込めた。 https://news.yahoo.co.jp/articles/d0f0ef88089bfc63a34ae2c592d0532085b31288 続きを読む