デポルティボの今シーズンの浮き沈みの激しい戦いを見ていると、砂丘に浮いている船を連想させる。 クリスマスブレイク中のフェルナンド・バスケス監督の就任がカンフル剤となって、年明けに怒涛の巻き返しを見せたが、新型コロナウィルスの感染拡大による中断直前に再失速(直近4試合は2分け2敗。31節終了時点で降格圏の19位)。これは、チームが抱えている問題が単なる勢いだけでは解決できない、もっと深いところに根差していることを示している。 そのチームの低調なパフォーマンスの影響をもろに受けているのが、他でもない柴崎岳だ。デポルは今シーズン、すでにファン・アントニオ・アンケラ、ルイス・セサル・サンペドロ、そして現在のバスケスと3人の監督がチームを率いているが、そのいずれの指揮官の下でも、柴崎は戦術面で輝きを放つだけの環境を与えられていない。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200409-00071593-sdigestw-socc 続きを読む