418: 名無し三等兵 01/12/14 06:42 秋山好古、弟真之の死後の追悼会の席上にて 「弟真之には、兄として誇るべきものは何もありません。が、しかし、 ただひとつ、わたくしから皆様に申し上げておきたいのは、真之はた とえ秒分の片時でも、『お国のため』という観念を捨てなかった。 四六時中この観念を頭からはなさなかったということです。このこと だけははっきりと、兄としていい得ることです。」 弟が『智謀湧くが如し』『日本海軍きっての天才参謀』といわれ 日本海海戦の大勝利の立役者の一人と世上評価されていたことに に触れず真之の愛国心だけを褒め称えている。 兄だけが、世上の虚名に惑わされず、一人の愛国者として生涯を 貫いた弟の真価を見抜いていたというお話ですね。 続きを読む