519: 大人の名無しさん 2006/05/21(日) 22:19:12 ID:dDmztl4z 妹のブログに、「父が亡くなったとき、姉は自分ほどショックを受けていない ようだった。」と書いてあった。 少し悲しかった。 人の悲しみなんて比べられるものではないけれど、父が私の中で「死んだ」時は、 なぜ地球が滅亡せず人々は普通に過ごしているのか不思議に思うほどの衝撃だった。 死んだというか、私の中の大好きな父を現実の父が殺したといったほうが正確か。 本当に亡くなったなら、時間が薬になり癒えていくかもしれないけど、実際は 生きている父はそれからも無自覚に、微妙に私を傷つけていった。 絶対父を憎みたくなかった(それが自分にとって何より辛いこと)私は、「父への 執着を断つ作戦」をとり自己防衛し、そのうち父に対して無関心になってしまった。 10年以上かかったけど。 父の魂のお葬式は、自分の中でとっくに済んでいた。 続きを読む