304: 大人の名無しさん 03/05/25 22:14 ID:Qre67Gk0 先日、一人でテレビを見つつ、酒の肴に鍋を食べていた。 自分なりに、見切りのアラとか、そこそこ野菜も贅沢した上で満足して ハフハフ食べていたとき、なんか思い出したことがあった。 あれは、俺が中学一年の頃、父が亡くなって半月ほど経った日だった。 それまでバタバタ非日常の日々を送っていた母と俺、そして弟がやっと 落ち着いてコタツを囲んで鍋を突付いてた日のことだった。 確かあの日も、近所のスーパーで魚のアラが安くて、母が買ってきて 鍋にしよう、と言ったんだと思う。父の飲み残した酒を「もう飲まないから いいよね」と母がどぼどぼ鍋に注いで、ああ勿体無いなぁと話したのを 覚えている。 続きを読む