272: 大人の名無しさん 03/05/14 23:26 ID:x+YN0E39 ここ読んでたら、自分も思い出し泣きしてた…。 自分も、数年前父が2年の闘病生活の末他界。どうにか父不在の日々に慣れ、一周忌を 目前にした頃に続いて妹が逝った。突然。 頑張りやで、頑固で、口が達者で。友人たちを引っ張りまわして騒ぎ、しょっちゅうコンパに 行ったり、泊まりに出かけてた。 そんな奴は、実は小さい頃から喘息もちだった。 何度も入院を繰り返すうちに、励ましてくれる看護婦さんに憧れて、どうしても自分も成り たいと、周りの反対を押し切って、看護婦として学校に通いながら勤め始めた。 薬と吸入器は手放せない。激務に疲れると、時折酷い発作が起きる。そんな時、職場に 入院する事になっては、自分の不甲斐なさに泣いていた。 それでも働いている時には、元気で明るくて、病気持ちだなんて判らないくらいに頑張って 「患者さんの心を一番よくわかる」看護婦さんとして、人気者だった。 患者の男の子に告白されたんだ、なんて、笑いながら言っていた。 高校の友達は、あんたを中心にいつも集まっていたっけね。 頑張って、頑張って、頑張って、行っちゃったね。 最後の日、最後の発作の直前まで、あんたは友達の誕生パーティをやって騒いでいた。 続きを読む