韓国で行なわれているE-1選手権の中国戦で、日本は2-1の勝利を収めた。いい時間帯で得点を奪って、最後は1点差に追い上げられながらもなんとか90分で勝ち切った。最後は冷や汗をかかされたけれどね。 両方ともベストメンバーではないうえに、シーズンが終わったばかりでコンディション的にも良くなかったはず。閑古鳥が鳴くようなガラガラのスタジアムが、この試合への関心度の低さを象徴していた気がするよ。 テーマとしては、国内組だけのメンバーでどれだけやれるのか。今季のJリーグで活躍した選手たちがアジアレベルでも実力を発揮できるのか、というところにあったと思うけど、試合を観る限りでは、もうちょっとやれることはあったと思うよ。日本は少し相手をリスペクトし過ぎたんじゃないかな。 相手はかなりの激しさを持って日本に挑んできた。荒っぽいプレーと同時にピンチも作られたけど、終盤は引き過ぎたことで危ない場面が多くなってしまった。同様に、攻撃面でもこれまでは日本がボールを支配することが多かったけど、今回は中国の方が主導権を握って日本がカウンターを狙う場面も多かった。 ただ結局はベストメンバーじゃないから、なんとも評価が難しい。いろんな制約があるなか“かき集めて”作ったチームでなんとか勝利を手繰り寄せた、という印象だ。だから、この試合であまり、ああだこうだと言う価値を感じない。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191211-00067657-sdigestw-socc 続きを読む