転載元 : https://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1539930029/l10 1: ◆UpHOrkEMJ2 18/10/19(金)15:20:29 ID:Vkq 7作目です。よろしくお願いします。 2: ◆UpHOrkEMJ2 18/10/19(金)15:21:48 ID:Vkq 過去作 Pとキュートな女の子たちシリーズ モバP「未来のお嫁さん?」響子「はい!」 モバP「懐かしのお隣さん」美穂「お、お兄さん!?」 モバP「僕は魔法使い」卯月「私がシンデレラ?」 モバP「癒しの休日」ゆかり「ふふっ…♪」 モバP「白詰草に想いを込めて」智絵里「見捨てないで…!」 リトル・ハッピー・デイズシリーズ モバP「アイドル?」千枝「千枝をオトナにしてください!」 誤字修正完全版 https://www.pixiv.net/novel/member.php?id=9350076 4: ◆UpHOrkEMJ2 18/10/19(金)15:25:13 ID:Vkq ↑抜けていました。申し訳ありません。3の前です 俺の父は小学校の先生だった。父は悩んでいる子がいれば、誰よりも親身になって話を聴いてあげていた。 落ち込んでいる子がいれば、その子が元気を取り戻すことができるよう励まし続けた。 3: ◆UpHOrkEMJ2 18/10/19(金)15:22:27 ID:Vkq 担当クラスの子供たちだけではなく、保護者の方々や同僚の先生たちなど、たくさんの人から慕われていた父。 俺はそんな父のことを誰よりも誇りに思っていた。 いつしか、父のように、誰かの為に頑張ることができる立派な先生になる…それが俺の“夢”だったんだ。 5: ◆UpHOrkEMJ2 18/10/19(金)15:26:55 ID:Vkq ~7年前 とある居酒屋~ 「「「「「かんぱ~い!」」」」」カチーン 月末の仕事終わり、俺は346プロ 第1~3芸能課合同プロデューサー報告会に参加していた。 第1A「みなさん、今月もお疲れ様です」 第1B「いや~、ここ1ヶ月よく頑張ったよなぁ、俺達!!」グビッグビッ 第1C「流石に全員集合というわけにはいかなかったが…まぁいいだろ」 P「そのっ!本日はこうして報告会に参加させていただき、ありがとうございます!」 第1B「なにいってんだよ~所属は違えど、同じ346の仲間じゃないか。もっと肩の力抜けって!」プハーッ 第1A「そうだよ。先輩っていっても、入社時期にそう差はないんだからさ」 第1C「ま、報告会なんてのは建前で、実質ただの飲み会だしな」 P「いえっ!俺、みなさんにはたくさん学ばせてもらってますから!ぜひ、先輩と呼ばせてください!」 第1A「ははは、まいったな」 第1C「この中で先輩って呼べるのは、Dさんだけだと思うんだが」チラッ 6: ◆UpHOrkEMJ2 18/10/19(金)15:27:47 ID:Vkq 第2D「俺が?俺は…先輩なんて柄じゃないさ」 第1C「なに言ってるんですか。346プロに今のアイドル部門が設立される前…旧アイドル部門が存在した頃からプロデューサーを務めているじゃないですか」 第1B「旧アイドル部門?なんだそりゃ」モグモグ 第1C「社長がシンデレラプロジェクトを発足する前に存在した部署さ。そこが解体されて、現在の第1~3芸能課ができたんだ。Dさんはそこに所属するプロデューサーだったんだよ」 P「そうなんですか!?すごいなぁ…大先輩じゃないですか!」 第2D「そんな大それた人間じゃないよ。俺は」 第1C「謙遜しないでください。Dさんはあの高垣楓をトップアイドルに導いた経験があるじゃないですか」 第1A「高垣楓!?まさか、Dさんが彼女の担当プロデューサーだったなんて…」 第2D「……昔の話さ」 第1B「ええっと…誰だっけ、その人」グビッグビッ プハーッ! P「えっ!知らないんですか!?プロデューサーなのに!?」 第1B「がはっ」グサッ 第1C「高垣楓。“神秘の女神”の異名を持つ、346プロ原初のアイドル。アイドル史を塗り替えた伝説的歌姫のひとりだ」 第1A「でもたしか、高垣さんって今、活動休止中だったよな。今も346所属なのかな」 第1C「噂によれば、限られた人間にしかその存在を知らされていない、“第0芸能課”に所属しているということだが…眉唾な話だな」 続きを読む