転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1568646749/ 1: ◆C2VTzcV58A 2019/09/17(火) 00:12:30.20 ID:s17cG5ol0 【故意】 P「………」カタカタ P(喉渇いたな……さっき淹れた烏龍茶、飲みかけのままでもアレだし、全部飲んじゃうか) P「………」ゴクゴク P「ぶほっ!? なんだこのしゅわしゅわ!!」 P「こ、これ……よく見たら泡立ってる! 烏龍茶じゃなくてコーラだ!」 摩美々「ふふー、しゅわしゅわーだなんて、結構かわいい言葉使うんですねー。恋鐘みたい」 P「ま、摩美々~……! 俺の烏龍茶をコーラとすり替えたな!」 摩美々「えー? 私はたまたま置きっぱなしだった烏龍茶がかわいそうだったので飲んであげて、たまたまあとで飲もうと思ったコーラを机に置いただけですよー」 P「たまたまなわけないだろう! わざとじゃないのか?」 摩美々「故意じゃないですから」 P「本当か? なら、疑ってすま」 摩美々「同じ柄のコップを使ったのは故意ですケド」 P「やっぱり騙す気だったんじゃないか!」 摩美々「……かも?」 P「まったく……相変わらず油断も隙もないな」 摩美々「女の子の前ですきを見せたら負けですよー」 P「……それは確かに、そうだ……」 摩美々「え……あの、何か女性関係で嫌な思い出でもありました……?」 P「20年以上生きてれば、いろいろな……」 摩美々「……ぁ、あの」 P「?」 摩美々「烏龍茶とお菓子、持ってきます……」 2: ◆C2VTzcV58A 2019/09/17(火) 00:13:37.36 ID:s17cG5ol0 【濃い】 摩美々「ふー、ふー」 P「………」 摩美々「……なんですかぁ? ジロジロ見て」 P「ああ、ごめん。摩美々がふーふーしてるのも見慣れたなと思って」 摩美々「こうも定期的にラーメン食べに来てたら、当たり前じゃないですかぁ」 P「いつの間にか、摩美々とラーメン屋に来るのがお決まりになっちゃったな。最初のきっかけはなんだったっけ」 摩美々「さあ、なんでしたっけ……たまには他の子も誘ったらどうですかぁ?」 P「年下の女の子をラーメン屋に誘うのって、最初は結構勇気がいるんだよ」 摩美々「咲耶とか『ラーメン……いいね。アナタの誘いなら喜んで』とか言ってくれそうですケド」 P「咲耶の真似、うまいな」 摩美々「ふふー」 P「でも、咲耶はなんていうか……綺麗すぎてラーメン屋には似合わないっていうか」 摩美々「ふーん……そーですかぁ……」 P「こら、お行儀悪いから脚をぷらぷらさせるのはやめなさい。あと俺の脚に当たってる。そのブーツ金属多くて結構痛いぞ」 摩美々「ぷらぷらさせるのじゃなくて、攻撃が主目的なのでオッケーですー」 P「ならなおさらダメだろう……」 3: ◆C2VTzcV58A 2019/09/17(火) 00:14:51.44 ID:s17cG5ol0 摩美々「プロデューサーの方のスープ、飲ませてくれたらやめてあげますよー」 P「スープ? あぁ、いいぞ」 摩美々「では、いただきまぁす」ズズッ 摩美々「………」 P「どうだ?」 摩美々「んー、濃いですねー」 P「濃いか?」 摩美々「濃いです」 P「このしつこさが好きなんだけどな」 摩美々「じゃあ私もしつこく」 P「イタズラはあっさりめが好みだ」 摩美々「えー」 P「えーじゃない。ほら、伸びる前にラーメン食べなさい」 摩美々「はーい。あ、プロデューサーも私のスープ飲みます?」 P「いいのか? タバスコとか入ってないよな」 摩美々「それはこの前やったじゃないですかぁ。私、同じイタズラは何度もしない主義なので」 P「できれば同じ相手に何度もイタズラするのもやめてほしいんだけどな」 摩美々「それは難しいですねー。プロデューサーは、まみみのお気に入りですから」フフ 続きを読む