転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1363772607/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/03/20(水) 18:43:27 ID:qGp8OOPc ある大晦日。街は雪一色。 その街にマッチを売る一人の色白で美しい少女がいました。 しかし貧乏なのでしょうか。服装が小汚い感じがしています。 少女「マッチ、マッチはいりませんか?」 しかし誰もマッチを買おうとはしません。 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/03/20(水) 18:44:05 ID:qGp8OOPc 少女「このマッチを全部売らなければお父さんに叱られちゃう……」 少女は必死にマッチを売ろうとします。 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/03/20(水) 18:44:38 ID:qGp8OOPc 少女「あの…、マッチは……?」 男「いらん。」 少女「はぁ………」ガッカリ 4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/03/20(水) 18:45:08 ID:qGp8OOPc 少女「マッチいりませんか?」 中年女「マッチなんていらないわ!」 少女「あう………」 5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/03/20(水) 18:45:39 ID:qGp8OOPc 次第に空も暗くなり寒さも一層酷くなっていきました。 少女「さむいよ………」フルフル 薄いスカートをはいているのでしょうか少女は凍えています。 6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/03/20(水) 18:47:09 ID:qGp8OOPc 少女「マッチはいかがですかぁ?」 しかし人々は大晦日ということもあり少女には目もくれずただただ通り過ぎるだけでした。 少女「全然売れないよー、どうしよう……。」 少女「寒い………」フルフル 少女の目から一筋の涙が零れました。 続きを読む