転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1379669288/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/20(金) 18:28:08 ID:II7Pp7J. リヴァイ「……」 ミカサ「……」 リヴァイ「……腹が減った」 ミカサ「……ここにひとつの野戦糧食がある」 リヴァイ「……」 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/20(金) 18:28:44 ID:II7Pp7J. ミカサ「これは全兵士に5日分支給されているもの」 ミカサ「作戦に出発して一週間がたった」 ミカサ「ので」 ミカサ「普通に食べていれば当然なくなる」 ミカサ「では、なぜ、ここにひとつ余っているのか?」 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/20(金) 18:29:21 ID:II7Pp7J. リヴァイ「……」 ミカサ「シンキングタイム、スタート」 リヴァイ「……それは俺に考えろと言っているのか」 ミカサ「暇つぶしになるかと」 リヴァイ「チッ。んなもん考えてもしょうがねーだろうが。重要なのはそれをこれからどうやって食べるかだろ」 リヴァイ「最後の食糧だ。無駄にはできない」 リヴァイ「俺達が生きて壁に辿り着けるかどうかがそれにかかってる」 ミカサ「達?」 リヴァイ「あ?」 4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/20(金) 18:34:50 ID:II7Pp7J. ミカサ「これは私が大事に大事にとっておいたもの」 ミカサ「もしかしたらエレンが見つかるかもしれない。そのときにお腹が減っていてはかわいそうなので」 リヴァイ「エレンのためにとっておいてるのか」 ミカサ「そう。つまり、あなたは普通に一日分ずつ食べた。私は我慢した」 リヴァイ「……」 ミカサ「私は常日頃からあなたに報復することばかり考えている」 ミカサ「今ここで、丸二日なにも口にしていなくて極限まで空腹状態のあなたの目の前で、ゆっくりじっくり食べているところを見せ付けるとする」 ミカサ「これは、立派な報復。違わない?」 リヴァイ「……」 リヴァイ「ああそうだろうな」ハァ 続きを読む