52: 1/3 投稿日:2009/09/05(土) 13:21:45.51 ID:ruw9kewI0 1993年、日本にアジア太平洋地域インフルエンザ・センターが作られた。 それまでアメリカ、イギリス、オーストラリアにしかなかったセンターが 日本に設置されることになったのは、なぜか。 インフルエンザ・ワクチンは、毎年、WHOの専門家会議で、データをもとに今年流行しそうな インフルエンザを決定し、それに基づいて製薬メーカーがワクチンを作っている。 それまで日本はその元になるアジア各国の膨大なデータを収集し WHOに送付する仕事だけをやっていた。 担当していた根路銘国昭氏は、これだけの仕事をやってるのに、 日本にインフルエンザ・センターがないのはおかしいとWHOに手紙を書いた。 それに対する返事は 「WHOも国連の安保理と同じで第二次大戦の戦勝国で構成している。 よって日本は入れない。」というものだった。 彼はさらに抗議の手紙を送ったが返事は同じ。 それどころか、WHOに批判的人物として、彼と日本に対し冷淡になったという。 ここで普通の日本人ならどうするだろうか。 なんとか謝罪して、今までどおりの扱いにしてもらおうと努力するか、 そもそも抗議など最初からしないかもしれない。 だが根路銘氏は違った。 なんと、日本が集めていたアジアのデータを1年間、WHOに送るのをやめたのだ。 インフルエンザの大半はアジアから発生するから、そのデータがないと ワクチンが作れない。WHOは大騒ぎになったという。 続きを読む