転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1555248492/ 1: ◆hAKnaa5i0. 2019/04/14(日) 22:28:13.29 ID:YXH0zjMo0 陽気な清楚と7人の新人 2: ◆hAKnaa5i0. 2019/04/14(日) 22:29:51.02 ID:YXH0zjMo0 (事務所) 美波「新人さんがくるみたいよ! 夕美ちゃん!」カッ! 夕美「新人さんがくるみたいだね! 美波ちゃん!」カッ! 2人「「どんな子たちだろう!!」」バ-ン! 美波「まだ顔は合わせてないけど7人も入ってきたらしいのよね。新人さん」 夕美「私も全然知らないけどどんな人たちなのかな。新人さんたちは」 美波「どんなタイプでも歳下で私を慕ってくれる子なら大歓迎よ」フフフ 夕美「うんうん。私も尊敬されたい。『夕美さんのこといつもテレビで見てます』とか『尊敬してます』とか『可愛いです』とか言われたいなぁ♪」ニコ- 美波「ふふふ。きっと言われるわよ。顔を合わせるのが楽しみね♪」 夕美「そうだね! 今日ここに来るみたいだから優しくしてあげよう!」 アハハハハ♪ ウフフフフ♪ 3: ◆hAKnaa5i0. 2019/04/14(日) 22:31:05.58 ID:YXH0zjMo0 ニュッ 文香「甘いですよ……美波さん……夕美さん……令和のアイドル界とは群雄割拠の戦国時代……裏切り謀殺は当たり前……油断しているとあっという間に蹴落とされて……立ち位置を失い……プロデューサーさんからも事務所からも見放されてしまいますよ……」クワ- 美波「おはよう文香さん。開口一番深く太い釘を刺してくるわね」 夕美「おはよう文香さん。そんな耳が痛い言葉は聞きたくないよ。私は希望に満ち溢れた言葉だけを聞いて生きていきたいよ」 文香「私とて説教じみた忠告をしたくなどないです……だがしかし……もしもやってきたアイドルが我々と同じ清楚系だったならば……我々の地位も脅かされかねません……優しく接するべきかどうかはよく考えたほうがよいかと……」 美波「言われてみればそうね……」ウ-ン 夕美「せ、清楚系のアイドルは私たちだけで十分だよ!? 私たちのポジションを奪うような子はいらないよ!?」 文香「わかっています……だからこそやってきた子たちが我々の脅威になりそうならば……場合によっては潰すことも覚悟しなければなりません……」グッ 美波「……」 美波「そうね芸能界の厳しさを教えてあげなきゃ駄目ね。これもまた優しさだわ」キッ 夕美「そうだね! 綺麗な花を咲かせるためには間引きも大切だからね!」 美波・夕美「「新人さんを警戒しよう!!」」グッ 文香「ふははは……無知な小娘どもにこの世界の厳しさを教えてやるわ……」クワ- 4: ◆hAKnaa5i0. 2019/04/14(日) 22:32:11.26 ID:YXH0zjMo0 (しばらくして) P「というわけで、3人には先輩として色々教えてあげてほしいんだ」 夕美「はーい。プロデューサーさん♪」ニコ- 美波「待って。夕美ちゃん」コソッ 文香「夕美さん……思い出してください……」コソッ 夕美「!」ハッ P「?」 夕美「な、なるべくは優しくするね?」 P「いやいや。ちゃんと優しくしなさいな」 美波「プロデューサーさん。お言葉ですが約束はできません!」キリッ! P「へ? なんで?」 美波「当然です! 芸能界は弱肉強食! もしも私たちの清楚アイドルとしてのポジションを奪いにくるような新人さんならば、後輩ではなくライバルです! 敵に塩を送るような真似をできません!」キッ! P「器がちっちゃいな。醤油皿かよ」 文香「なんと言われようと……すでに我々は決断しているのです……初志貫徹……揺らぐことはありません……」キリッ 夕美「そうだよ! 私たちの覚悟は固いよ!」カッ! P「3人にしか頼めないお願いなんだけどなぁ……」 夕美「!」 美波「ふふふ。甘いです! その手には乗りませんよ!」 文香「そうです……いくらプロデューサーさんの頼みとはいえ……我々の意思はブレません……」 夕美「そ、そうだよっ!」 P「夕美だけが頼りだ」 夕美「も〜、そんなにプロデューサーさんが言うなら仕方がないなぁ〜♪ 今回だけ。今回だけだからね〜♪」ニマニマ 美波・文香「「花ァ」」 P「助かるよ。じゃあよろしくな」 夕美「えへへへ♪」 続きを読む