転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1361329014/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/02/20(水) 11:56:54 ID:m.iTKpiY 魔王「うむ…異界から召喚された三人の猛者よ」 幽鬼「いやいや、なんかおかしくない?」 陰陽師「話が見えてこんな」 武者「……」 魔王「良いではないか良いではないか。前払いとして欲しいものを何でもやろう」 陰陽師「ならば……貴様の首でも用意するが良い」 幽鬼「(なんで俺だけ人間じゃないんだろ)」 武者「………」 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/02/20(水) 12:01:54 ID:m.iTKpiY 魔王「…え?」 陰陽師「出来ぬと申すか。所詮、その程度の器であろう」 幽鬼「(あの陰陽師、性格わりぃな)」 武者「…二流か」 魔王「だれが二流だ!!」 陰陽師「お主以外に要るわけなかろう」 幽鬼「まあまあまあー…とりあえず召喚した理由を教えてくれよ」 武者「…賛同」 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/02/20(水) 12:06:20 ID:m.iTKpiY 魔王「私は、100年間ほど魔界を統治している。人間達と数え切れない戦争をしてきた」 陰陽師「ほう」 幽鬼「(たかが百年?)」 武者「……」 魔王「今までは拮抗していたのだが、最近は押され気味なのだ。勇者によって…」 武者「…勇者と言うのは、強いのか?」 魔王「私が知るかぎりでは、最強の人間だ」 武者「…最強、か。。。」 4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/02/20(水) 12:10:13 ID:m.iTKpiY 武者「良かろう。この武者、前の世界で天下無双と呼ばれた身。魔王の元で、勇者と戦ってみたくなった。。。」 魔王「ほ!本当か!」 武者「二言は無い。。。」 幽鬼「(…一番何考えてるかわからない奴が最初に向こうに行ったか)」 陰陽師「(………ふむ)」 魔王「だが、勇者には仲間がいる。それが、賢者だ」 陰陽師「……」ピクッ 続きを読む