転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1360660197/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/02/12(火) 18:09:57 ID:L2gCqIZk 魔王「まあまあそんな物騒なこといいなさんな」 勇者「黙れ!貴様に発言権を与えた覚えはない」 魔王「ふふふ、粋が良いのは嫌いじゃないけどねぇ」 勇者「黙れと言っている!」チャキ 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/02/12(火) 18:12:04 ID:L2gCqIZk 魔王「ほう、聖剣か。面白いものを持っている」 勇者「当たり前だろ!?俺はお前を殺すため準備をしてきたんだ!聖剣ぐらい持っている」 魔王「準備、ね。なぜ?」 勇者「はあ?」 魔王「なぜ私を殺す?」 勇者「そんなの決まっている!俺が勇者だからだ!」 魔王「では君がほんとは勇者じゃなかったとしたら?」 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/02/12(火) 18:15:49 ID:L2gCqIZk 勇者「何が言いたい」 魔王「可能性の話だよ。もし君が勇者でなく戦士だったら。私を殺すのかい?」 勇者「あ、あたりまえだ!」 魔王「ふふふ、その場合の理由も聞いておこうか」 勇者「それは、その」 魔王「弱いな」 勇者「なにっ!?」 魔王「その程度の意志では私は倒せないよ」 勇者「ふざけるなっ!!」 ガキン 魔王「ふふふ」 4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/02/12(火) 18:17:31 ID:L2gCqIZk 勇者「なんでだ」 魔王「くく」 勇者「なぜ、切り裂けない!?」 魔王「君が勇者じゃないから?」 勇者「そんなことは!」ブンッ ガキン 魔王「ある、でしょ?」 勇者「クッ…」 続きを読む