転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1356368058/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/25(火) 01:54:18 ID:Vr426bHw ~深夜 山奥の廃村~ 女「…」 夕方から穏やかに降り始めた雪が村を包む。 女は村の真ん中に佇み空を見上げる。 女「あ゙ぁぁ~」 誰も居ない世界。 女「…」 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/25(火) 01:58:37 ID:Vr426bHw ザッ…ザッ…ザッ… 何かが村に近づいてくる。 女「!?…」サッ…コソコソ… ザッ…ザッ…ザッ… 女「…人?」 男「うぅ~寒…もう辺りは暗いし、ここで朝を待つか…」 男「おじゃまします」 男は一軒の廃屋に入った。 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/25(火) 02:04:25 ID:Vr426bHw 女「…」スススッ…コソ~ッ 男「…相変わらず寒いけど、屋外よりはましか…まったく…クリスマスになにしてるんだろ…」 女「(クリスマス?)」…ジィ~ッ 男「ん?どちらさま?」 女「ひゃっ…!」ヒュッ… 女「(私のこと…見えてる!?)」 4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/12/25(火) 02:07:29 ID:Vr426bHw 男「こんばんは」…ヌッ 女「ひゃあっ…!」ビクッ 男「あっすいません…驚かせてしまって…外は冷えるのでよければ中へ」 女「は…はい…(あなたの家じゃないのに…)」 続きを読む