転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1551454774/ 1: ◆LXjZXGUZxjdx 2019/03/02(土) 00:39:34.83 ID:nSoKXtCUo ---------------------------------------- 黒澤邸 黒澤母「はい」 ダイヤ「あ、あの。すみません、意味がよく分からないのですが」 黒澤母「ですから、わたくし達のご先祖様が氏神様に願ったのです。内浦の海を末永く守れるよう、年頃になった黒澤の娘には、一生共に海を守っていけるにふさしいお嫁さんが自然に現れますようにと」 ダイヤ「は、はあ・・・?」 黒澤母「そしてその願いは叶えられました。かくいうわたくしも、それで今のお嫁さんと出会ったのですよ。ぽっ///」 ダイヤ「そ、そうですか・・・」 2: ◆LXjZXGUZxjdx 2019/03/02(土) 00:43:44.44 ID:nSoKXtCU0 --------------- 翌朝 黒澤邸 洗面台 ルビィ「・・・・・・」シャコシャコ ダイヤ「あらっ、ルビィ」 ルビィ「んぁー。おねぇぃちゅぁおはおー」シャコシャコ ダイヤ「おはようございます。珍しく早起きですね」 ダイヤ「さて、わたくしも歯磨きをしないと」 ダイヤ「んっ、あれ? わたくしの歯ブラシがありませんわね」 ルビィ「・・・・・・」シャコシャコ ダイヤ「あっ! ルビィ! またわたくしの歯ブラシを間違って使って!」 ルビィ「んー・・・・・・」シャコシャコ ダイヤ「まったくしょうがない子ですわね・・・」 ルビィ「・・・・・・」シャコシャコ --------------- 玄関 ルビィ「いってきまーす」 ダイヤ「いってきます」 ガララ 花丸「おはようございますダイヤさん///」ブルブル ダイヤ「・・・・・・・・」 花丸「・・・・・・・////」ブルブル ダイヤ「・・・・・お、おはようございます」 花丸「はい////」ブルブル ダイヤ「・・・ルビィ。今日は花丸さんと一緒に登校するお約束でもしていたの?」 ルビィ「してないよ」 ダイヤ「そう・・・。あ、あの、花丸さん。いつからそこに?」 花丸「えっとぉ/// よく覚えてないけど、多分4時くらいから?」ブルブル ダイヤ「4時?! 貴女はいったいなにをやっているんですか?! こんな寒い季節に! ちょっとこっちに来なさい」グイッ 花丸「きゃ///」ブルブル ダイヤ「んまっ! こんなに体を冷やして! 震えているじゃありませんか! ほら、私のマフラーを巻いて、コートも貸しますから」 花丸「はい//// スンスンッ、はふっ/// ダイヤさんのニオイ///」 ダイヤ「早く学校に行って温まりますわよ!」 花丸「はい///」 ルビィ「・・・・・・・」 3: ◆LXjZXGUZxjdx 2019/03/02(土) 00:45:48.67 ID:nSoKXtCU0 --------------- プシュー バス「浦の星女学院経由ー」 ダイヤ「さ、早く乗って」 花丸「はい////」 千歌「あっ! ダイヤさんおはよー!」 梨子「おはようございますダイヤさん」 ダイヤ「あら、千歌さん、梨子さん。おはようございます」 千歌「ダイヤさんこっちこっち! 座って」 ダイヤ「はい、では失礼して」ストン ギュ ダイヤ「はい?」 梨子「こうやって偶然にも同じバスにダイヤさんと乗れるなんて、運命を感じちゃいますね・・・・///」ダイヤの右腕抱きしめ ダイヤ「はぁ・・・。バスの本数はそう多くないし、わたくし達、登校時は大体同じバスに乗り合わせる印象ですけど」 花丸「こうやってダイヤさんの隣に座った途端、とてもあったかくなったずら///」ダイヤの左腕抱きしめ ダイヤ「ええ、まぁ・・・。車内は暖房がはいっていますから」 千歌「ダイヤさん・・・/// はぁ、もう、ホント、私・・・ダイヤさん///」ダイヤの膝の上 ダイヤ「意味が分かりません・・・」 続きを読む