転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1350376918/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/16(火) 17:41:58 ID:rmRjF25g 男 (あれ、なんで俺は洋館らしき建物の前に寝転がってるんだ? え、なんで清楚なメイドらしき人が目の前に? ってお帰りなさいませ??) メイド 「男様?」 男 (くそ、なにも思い出せない! 夢か、これは夢なのか!?) メイド 「お、男様……」 男 「! ごめん、た、ただいま……?」 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/16(火) 18:04:25 ID:rmRjF25g 男 「それで……、なんで、俺の名前を……?」 メイド 「この洋館で目覚めた時、貴方様の顔と名前と、 私の使命と思わしき事がらが頭に浮かんだわけです」 男 「すべきこと?」 メイド 「男様に仕える、私の使命です」 男 「そんな馬鹿な、確か会ったことないはずなのに、どうして」 メイド 「存じません、記憶していただけの話です」 男 「ええ……」 メイド 「しかし、絶対の忠義をお約束しましょう」 男 「あ、ああ……」 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/16(火) 18:19:38 ID:rmRjF25g 男 (しかしほとんどなにも思い出せないな……) 男 (とりあえず、状況整理でもしとこう、そうでもしなきゃおかしくなりそうだ) 男 (後仕えてくれるとか言ってくれるメイド、確かに覚えがないはずなんだ 歳は近く見えるけど) キョロキョロ 男 (ここは森っぽいな、うん) 男 (しかし俺たち以外、人の気配はおろか動物の気配すらしない) 男 (だからなのか、ちょっと静かすぎる気もするな ……よし、状況整理終わり) 4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/16(火) 18:36:36 ID:rmRjF25g 男 「ところで、あなたの名前は?」 メイド 「存じません、なにぶん記憶が抜け落ちているもので」 男 「ありゃりゃ、残念、けどかわいいから許す」 メイド 「なにやら存じませんがお役に立てず申し訳ありません」 ガクリ 男 「ま、いいっていいって、気に病まないこと!」 男 「それよりさ、洋館に入っちゃっていいのか? ちょっと寒いんだけど」ブル メイド 「承りました、ではこちらに」 男 (洋館にはなにがあるのやら 後過去がほとんど思い出せないのはなんとかしたい) 男 (けどま、時間が解決するだろ!) 続きを読む