転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1563177051/ 1: ◆SbXzuGhlwpak 2019/07/15(月) 16:50:51.56 ID:/7VwTfqD0 注意事項 ・武内Pもの ・武内Pもの 武内P「どうしたものでしょうか……」 ガチャッ 未央「たっだいまー♪」 武内P「本田さん、お疲れさまでした」 未央「仕事は疲れていないけど、この暑さにはうんざりかな? もう蒸して蒸して」パタパタ 武内P「……本田さん。気持ちはわかりますが、男性のいる場でそのように胸元を開いてはいけません」 未央「あ、ごめ――んんっ!? プロデューサーは大きなオッパイの谷間が蒸して、汗が流れる気持ちがわかると!?」 武内P「……ッ!? いえ、これは! 私も暑い時はネクタイを緩めたくなることがあるからで!」 未央「へっへっへっ。だったらこの未央ちゃんが、プロデューサーをクールビズにしてやんよ」 武内P「ほ、本田さん?」 未央「ネクタイがほどけかけている途中って、なんかエロいよね。でもプロデューサーは元からエロいから、エロ要素が増えても問題ないよね?」 ジリジリ 武内P「どうか落ち着いて、頭を冷やしてください。言っていることが支離滅裂です」 未央「よいではないか、よいでは――ん、これ何?」 本田未央 2: ◆SbXzuGhlwpak 2019/07/15(月) 16:53:33.94 ID:/7VwTfqD0 武内P「フゥ……これは番組の企画で、城ヶ崎さんと赤城さんへの出演依頼です。ただそれが、妹系アイドルとして呼ばれたもので」 未央「へえ、いいんじゃない? 美嘉ねぇはよく莉嘉ちーのこと楽しそうに話すし、みりあちゃんは妹じゃなくて姉だけど、私みりあちゃんみたいな妹がいたら絶対かわいがるもん」 武内P「はい。加えてこの番組はゴールデンタイムのものですし、普通に考えれば受けない理由は無いのですが……」 未央「普通じゃない理由があるってこと?」 武内P「この企画が好評となれば、今後番組の準レギュラーを狙えるかもしれません。そこまでいかなくとも、他局が似たような企画を考えた時などに声をかけてもらえるでしょう。そうしていくうちに、妹系アイドルとして定着しかねません」 未央「えーっと、つまり……今でも妹系アイドルとしての側面はあるけど、その割合が濃くなる。というかそっちの方ばかり注目されて、他の魅力を無視されかねない?」 武内P「考えすぎだとは思うのですが、お二人の今後の可能性を狭めることになりかねません。それに一度妹系アイドルとして認識されると、それは五年後十年後、場合によってはもっと長い期間影響することがあります」 未央「十年後の二人が妹系アイドル……私は普通にアリだと思うけど、莉嘉ちーは美嘉ねぇみたくカッコイイ仕事をやりたがるだろうから、確かに問題だね。みりあちゃんだってそうなるかもしんないし」 武内P「仕事は選り好みできるものではありませんし、先の事ばかり考えて今を疎かにすれば本末転倒になります。ですが私は、できる限り皆さんが望むアイドルとしての姿を守りたいと思っています」 未央「プロデューサー……」 未央「では莉嘉ちーたちにチャイルドスモックを着せた事案について、一言お願いします」 武内P「……あんなことになるとは、夢にも思っていませんでした。私のあずかり知らぬうちに方向性を変えられ、気づいた時には修正しようがなく……」 未央「でもそんな状態でも莉嘉ちーは自分らしさを出したんだよ。妹系アイドルって枠に収められたぐらいで大人しくなる二人じゃないと、未央ちゃんは思うんだけどなあ」 武内P「……ッ!」 未央「私たちのこと、何年も先まで考えて心配してくれるのは嬉しいけど……信じてくれたっていいんだよ」 武内P「……ありがとうございます本田さん。心配するあまり、大切なことを見失っていたかもしれません」 未央「もう、そんなお礼なんか言わなくってもいいって。私なんか普段からプロデューサーのお世話になって、さんざん甘えてるんだから!」 未央「と・こ・ろ・で! プロデューサー自身は妹系アイドルってどう感じるの?」 武内P「私が……ですか? そうですね一人っ子だったので――」 『そんなに寂しがらないでください、駿ちゃん』 『大丈夫です。お姉ちゃんは行っちゃいますけど、東京と千葉は近いですから。それにすぐにアイドルデビューしてテレビに出られるようになってみせます』 『だから〇〇がテレビに出られるぐらい有名になれるように、応援してください!』 未央「プロデューサー?」 3: ◆SbXzuGhlwpak 2019/07/15(月) 16:54:16.66 ID:/7VwTfqD0 武内P「……失礼しました。子供の頃、近所のお姉さんに良くしてもらったことを思い出してしまって」 未央「むむっ。つまりプロデューサーは妹系じゃなくて姉系が好みだと?」 武内P「いえ、決してそのような意味では」 未央「まあそうだよね。プロデューサーの年齢で姉の方がいいって、余裕で三十歳超えてるし」 未央「ね、お兄ちゃん♪」 武内P「……ッ!?」ガタッ 未央「ほほう……これはこれは。予想以上に効果が抜群のようですな」 武内P「いや、これは突然のことに驚いてしまっただけでして」 未央「照れない照れない! お忘れかもしれませんが、この未央ちゃんは三人兄弟のまんなか――つまり姉と妹を兼ねた究極生命体なのです!」 未央「プロデューサーが一人っ子で兄弟や姉妹に憧れ、もとい妹萌えというのならば! この未央ちゃんが一肌脱いで差し上げましょう!」 武内P「ち、違います! 私はそういった考えは――」 未央「ねえ、お兄ちゃんってば」ギュウッ 武内P「~~~~~ッ」 未央「未央ちゃんが妹じゃ、イヤなの?」 武内P「い、嫌であるか否か以前の問題でして。その……」 未央「プロデューサーってば、心配性で過保護なところあるよね。でも兄が年頃の妹に対して心配性で過保護なのは問題ありません! むしろ未央ちゃんは歓迎するから、ね」 ガチャ 莉嘉「たっだいまー☆」 未央「お兄ちゃん♪」 武内P「あ」 莉嘉「え?」 未央「ん?」 莉嘉「未央ちゃん……? え、なんでPくんをお兄ちゃんって呼んで……え?」 未央「り、莉嘉ちー! こ、これはその場の流れとノリというか、その」 莉嘉「……れた」 武内P「じょ、城ヶ崎さん?」 未央「……莉嘉ちー?」 莉嘉「Pくんはアタシのお義兄ちゃんになってくれる人なのに、未央ちゃんに寝取られたー!!!」 続きを読む