376 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/07/11(木)16:21:12 ID:09f 自分がやった復讐じゃないけど、書きます 以前自分は、病院の通院介助ボランティアというのをやっていた。 病気や障害で体が不自由な人が受診するのを助けるという内容。 利用者は高齢者が多くて、大変なこともあったけど感謝されることも多くて楽しかった。 でも、利用者さんの中で一人だけ、どうしても馴染めない人がいた。 その人、仮にKさんとするけど、まだ40代なのに不摂生が祟って両足を切断した男性 若い頃は相当やんちゃをしてて、今は生保だけど昔は羽振もよかったらしい。 Kさんの車椅子押して病院内歩いている間、昔の武勇伝を延々上から目線で語られた すべて命令口調だし、車椅子押してても「もたもたすんじゃねえバカ!」とか言われて嫌だった ある時、病院内でKさんの介助をしていたら 突然Kさんが通りすがった家族連れのお父さんに向かって、「おい!お前○○だろ!」と叫んだ ぎょっとして立ち止まる家族連れ。呼びかけられたお父さんは固まってる そしたらKさんはニヤニヤしながら、「○○、お前生意気に結婚してるんだ?なんだよべっぴんの嫁さんじゃん俺に貸せよ」 とか言い出してこんどは子供達(中学ぐらいの男の子と小学5、6年くらいの女の子)に 「俺、お前たちのお父さんの同級生だったんだぜ」などと言い出し 学生時代のお父さんが弱虫で格好悪くて、しょっちゅう殴ってパシリさせてやったとか言い出した 自分は車椅子を押して立ち去ろうとしてたんだけど Kさんはがっちりブレーキかけて動こうとしない 焦ってたら、そのお父さんが急にすごい良い笑顔になって、家族に 「うん、この人の言ってること、だいたい本当。 だからお父さん、一生懸命勉強して、いろいろ頑張ったの。 頑張ったらお母さんみたいな人と結婚できて、君たちみたいな良い子が生まれたの~ やっぱり真面目に頑張るのが一番だね~ 今最高に幸せだもんね~」 そのとたん奥さんも子供達もほっとした顔になって、 そのまま皆で立ち去っていった Kさんはまだ「おい!」「おい!」とか言ってたけど 家族はもう完全にスルーって感じだった でもお父さんだけが、数歩先で振り返った ぞっとするような、すごい嘲笑だった。蔑みの目で、Kさんを上から下までじろ~っと眺めて また前を向いて家族と一緒に去っていっちゃった Kさんは「ぐっ」とか言って それから妙におとなしくなった。でも自分にはまだ偉そうに指図するので その日の別れ際、「Kさん今日最高にかっこわるかったっすね」と言ってやった。