転載元 : http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1562855867/ 1: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/07/11(木) 23:37:47.86 ID:Gfw7FiqH 部室 凛「はぁ..早くみんな来ないかにゃぁ..凛一人で待っているのは退屈だよぉ..」 花陽と真姫は掃除当番で遅くなり、他の学年のメンバーもまだ姿を現さないため 凜は一人寂しく部室で暇をつぶしていた 凛「はぁぁ..部室に来れば誰かいると思ったんだけどな~ こんなことだったら凛もかよちん達が掃除が終わるまで教室で待っていればよかったにゃ..」 凛「.......」 凛(暇だから..誰かにドッキリでもしかけよう!!) 3: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/07/11(木) 23:38:57.27 ID:Gfw7FiqH 凛「どんなドッキリがいいかな..凛バカだから..あんまり凝ったことはできないし..死んだふりでもして驚かせようかな?いや、さすがにベタすぎるか..う~ん..悩むにゃ~..」 凜はイスを後ろに引いたり、前に傾けたりして、どういうイタズラを仕掛けようか物思いにふけった.. 凛「にゃ!?わ~~~~!!!!」 ガン!! バターン!! ドサササッ!! イスの重心が傾き、凛はイスから転げ落ち大きな音を立てて床に転がった 凛「イタタタ..痛いにゃ~...あ~あ..机の中の書類もたくさん散乱しちゃって..あ、これ.. 机の中にはにこの私物が紛れ込んでおり..アイドルの雑誌や書籍の中に凛たちが入部する際に、にこに手渡した入部届が混じっていた 凛「凛たちが入部するときに書いた入部届だ..懐かし~...そうだ!!」 凛の頭に閃きが走り..そして.. 4: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/07/11(木) 23:39:51.91 ID:Gfw7FiqH ~~~~~ 凛「にゃんにゃんにゃ~~ん☆...書けた!!」 『退部届』×8 凛「へへ~☆この退部届を机の上に置いておいて部室に来る人を驚かせるにゃ!!」 テクテクテクテク... 凛(むむ!?足音が聞こえる..誰かが部室にやってきたよ!!よ~し!凛は掃除道具入れの中に隠れてドッキリを成功させるにゃ!!」 バタン 凜が掃除用具入れの中に入ったすぐ後に、部室のドアが開きメンバーが入ってきた 5: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/07/11(木) 23:40:31.48 ID:Gfw7FiqH にこ「あれ?誰もいないのかしら?部室の中で誰かの声が聞こえたと思うんだけど..変ね?」 凛(お!!にこちゃんだにゃ..面白い反応を期待できる人が来たね..にこちゃん!芸人魂を期待しているからね!!) にこ「なんか机の上散らかってるわね..たぶん穂乃果か凛の仕業ね..まったく...だらしないわね..他のメンバーが来る前に整頓しておくか」 にこは机の上に手を伸ばすと.. にこ「え...な...なによ..これ..」 凛(キターー(゚∀゚) にこちゃんが退部届に気が付いたにゃ!! さあ、にこちゃん!!面白い反応を期待...し...にゃ?) 6: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/07/11(木) 23:41:24.22 ID:Gfw7FiqH にこ「.......」 にこは放心したように机の前で固まり、退部届の文字の一点を見つめ.. にこ「あ...ああ....あ..」 極寒の寒さの中で凍える体を温めるように..にこは両手で体を抱きしめると歯をガチガチと震わせて にこ「う!!」 手で口元を抑えるとベランダに駆け寄ると窓を開け放ち... にこ「ごほっごほっ!!」 続きを読む