転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1340635825/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/25(月) 23:50:25 ID:WkRp7u/Y 男「なにそれ。 冗談?」 天使「冗談じゃありませーん! ホラホラ、私の背中見てみ?」 男「……背中?」 天使「翼あるでしょ?」パタパタ 男「……コスプレ?」 天使「もぅ! なら、触ってみんさい! ほれほれ!」グイグイ 男「うわ……あ、暖かい……」 天使「でしょ? 暖かいから生きてる、冷たかったら死んでる、おーけー?」 男「お、おーけー……」 天使「んで、私天使。 信じた?」 男「し、信じた……」 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/25(月) 23:52:20 ID:WkRp7u/Y 天使「よっしゃ! 第一目標コンプリートッ! でねでね、本題に戻るんさー」 男「本題って……いや、その前にその天使様がなんでオレの前に居るんだよ!」 天使「天使様だって……やぁん、照れちゃう!」モジモジ 男「話聞けよ! 何でオレなんかにそんな超常現象起きるんだよ!」 天使「だーかーらー! 本題に戻るって言ったじゃーん? 黙って話聞いてみ?」 男「……わかった。 で、本題ってさっきのゲームが現実になるゲーム機?」 天使「そうでーす♪」 男「それをオレにくれるってのか?」 天使「ハッ! 何言ってんの、コイツ。 そんなレア物くれてやる訳ないじゃん」ヤレヤレ 男「てめぇ、帰れよ!」 天使「ま、待って! 話を、話を聞いて下さい! 窓から追い出そうとしないで!」 4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/06/25(月) 23:54:31 ID:WkRp7u/Y 男「……つまり、話を要約すると、だ」 男「お前が内緒で持ち出したそのゲーム機を取り戻すのに協力しろ、と」 天使「ざっつらいっ! いやー、まさか下界に落としちゃうとはねー……」ポリポリ 男「だいたい、なんでそんな危険なもん持ち出したんだよ?」 天使「いやぁ、暇で暇で。 ほら、天界で使う分にはただのゲーム機だし?」 男「疑問形にされても知らねぇよ……それから、なんでオレな訳?」 男「だいたい、オレ今そんな事に関わってる場合じゃねえんだよ。 別の事で頭が……」 天使「……彼女に振られたんだろ?」 男「グハッ!」 天使「しかも、15年来の幼馴染。 この間付き合い始めたばかりの熱々カップル」 天使「よーし、もっと傷を抉ってやろう! ほれ、回想シーンスタートッ!」 続きを読む