転載元 : http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1561280327/ 1: 名無しで叶える物語(光) 2019/06/23(日) 17:58:47.15 ID:UAK0xynr ・生徒会室・ ダイヤ(生徒会室の整理をしていたらこんなものが…) ダイヤ(高海志満って、千歌さんのお姉さん、のことですわよね…?) ダイヤ(あのおっとりとして上品な) ダイヤ(反省文なんて縁遠い気がしますが…) ダイヤ(………) ダイヤ(ちょっと読んでみましょうか)ソワソワ 4: 名無しで叶える物語(光) 2019/06/23(日) 18:00:52.78 ID:UAK0xynr 反省文:高海志満 ○月✕日 先日、私は校庭側の窓ガラスを割ってしまいました。休み時間に投げたボールが思わぬ方向へ飛んでしまったためです。・・・・ ダイヤ「あらあら」 ダイヤ「なんでしょう、なんだか微笑ましいですわ」 ダイヤ「当たり前のことですが、あの方もわたくしたちと同じように高校生活を送っていたという痕跡を見ると、遠い気持ちになりますわねぇ」オホホホ ダイヤ「ん?」ガサ ダイヤ「おや、また反省文が…?」 5: 名無しで叶える物語(光) 2019/06/23(日) 18:04:17.11 ID:UAK0xynr 反省文:高海志満 ✕月○日 先日、私は教頭先生のカツラを取ってしまったことを反省いたします。というのも、これは全くの偶然でありまして、掃除の時間のことです。 私はいつもより気合を入れようと箒や雑巾だけでなく、モップを使うことにいたしました。 モップを使えば、準備と片付けは多少手間であるものの、より多くの範囲をきれいにできると考えたからです。 これは全くの愛校心からくる行動であったことをまずご理解いただけたらと願います。 6: 名無しで叶える物語(光) 2019/06/23(日) 18:06:14.32 ID:UAK0xynr さて、そのようにしてモップで清掃を始めた私ですが、すぐにいつもの範囲は終わり、時間が余りました。 そこで、普段お世話になっている先生方にせめてものお返しをと思い、職員室前もモップできれいにすることにいたしました。 いまにして思えば、それが間違いだったのかもしれません。 先生方の喜ぶ顔を見たいという私のエゴが、分不相応なものだったのかもしれません。 掃除自体はつつがなく完了いたしました。それからが問題でした。 私は一人清々しい気持ちになっていて、周りをよく見ていなかったのです。 私は役目を終えたモップをくるりと返し、肩に預けようとしました。 その時ちょうど、教頭先生が私の後ろにいたことに、私は気づいていませんでした。 続きを読む