転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467908225/ 1: ◆C2VTzcV58A 2016/07/08(金) 01:17:05.06 ID:FO1+5TDxO 超短いです 2: ◆C2VTzcV58A 2016/07/08(金) 01:17:36.40 ID:FO1+5TDxO ありす「………」 ありす「うん、書けた……あとは、この短冊を」 ありす「……どこに飾ろうかな」キョロキョロ ありす「笹の……上の方が空いてる?」 ありす(上に飾ったほうが、願いが叶いやすいかも……) ありす「っ、んしょっ……」ピョンピョン ありす「もうちょっと、上……えいっ」ピョンピョン ありす「はあ、はあ……と、届かない」 3: ◆C2VTzcV58A 2016/07/08(金) 01:18:24.89 ID:FO1+5TDxO 凛「ん。貸してみて」 ありす「え? あ、はい」 凛「ん……しょっと。これでいい?」 ありす「あ、ありがとうございます……あの」 凛「心配しなくても、何書いてるかは見てないから」 ありす「いえ、そういうことではなくて……凛さん、背、高いですね」 凛「まあ、平均よりは。普段はそこまで意識しないけど、こういう時は便利かも」 ありす「うらやましいです。私も、凛さんのようになれるでしょうか」 凛「ありすはこれから成長期でしょ。すぐに伸びるよ、背」 ありす「だといいんですけど……」 ありす「背が伸びる秘訣とかないんですか? 特殊な花の香りを嗅ぐとか」 凛「ウチが花屋だからってそんなことしないから」 ありす「ですよね」 4: ◆C2VTzcV58A 2016/07/08(金) 01:19:28.26 ID:FO1+5TDxO 凛「………」 凛「とりあえず、これ」 ありす「? これは」 凛「ミルキー。とりあえず、よく食べれば背は伸びるんじゃないかなって」 凛「今、飴しか手元になかったから」 ありす「なるほど……ちょうど、甘いものが食べたいと思っていました。ありがとうございます」 ありす「でも、ミルキーは珍しいですね。凛さん、普段はチョコレートをストックしていることが多いのに」 凛「ん……今日は、ちょっとね」 続きを読む