攻撃的な選手であれば「上手くスペースでフリーになれたけど、ボールが出てこなかった」という感想を試合後に持つことがよくある。受け手として上手く相手選手の死角に入りこんだものの、出し手がそこへの注意を払っていなかったり、そもそもパスを出せる状況じゃないことも多々ある。何度もそうしたシーンが続くとパスが出てこない選手が苛立つジェスチャーを味方に送ったりする。サッカーの試合ではよくあることだ。 それがブレーメンでは大迫勇也がスッとフリーになると、とてもスムーズにパスが出てくることが多い。 「一番最初チームが僕のことを見てくれたので、自分としてもすごくやりやすかったし、いつものペースでできましたね」 大迫は1-0で勝利した、11日のブンデスリーガ第33節ホッフェンハイム戦後にそう振り返った。この日はキャプテンでエースのマックス・クルーゼが欠場。攻撃力の低下が危ぶまれ、実際に普段よりはチームとしての効果的な攻撃が少なかったかもしれない。それでも大迫を起点にチャンスを作り出し、来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場の可能性を残すためにも勝ち点3が必須だった試合を見事にものにした。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190516-00189393-soccermzw-socc 続きを読む