転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471005006/ 1: ◆5F5enKB7wjS6 2016/08/12(金) 21:30:06.83 ID:tIhKHm4MO ―――事務所 P「ハートドリンク?」 ちひろ「はい。なんでも、年頃のアイドルとのコミュニケーションを円滑に図るために開発された新薬らしいです」 P「新薬……。具体的にはどんな効能が?」 ちひろ「説明書には……『飲んだとき近くにいる異性がより魅力的に見えるよう錯覚し惚れさせます』、とありますね」 P「うん、危ない薬ってことがよく分かりました。なんでそんなものがウチに」 ちひろ「所長さん宛に美城プロから送られてきまして……元社員の縁だそうですけど」 P「えぇー……。相変わらずだなあそこは……」 ちひろ「う、うーん……。私たち、所長さんに引き抜かれて正解だったかもしれませんね」 P「ですねぇ」 李衣菜「――甘っ。なにこれ美味しいね」 泰葉「栄養ドリンク……? 勝手に飲まないほうがいいんじゃ」 加蓮「平気平気、別に怒られないでしょ。ほら泰葉も♪」 泰葉「んぐ。……あ、美味しい……」 「「あっ」」 2: ◆5F5enKB7wjS6 2016/08/12(金) 21:32:08.85 ID:tIhKHm4MO P「ちょ、お、おいおいおい飲んだのかそれ!?」 ちひろ「ああああごめんなさい置きっぱなしにしちゃってました!」 李衣菜「ひゃっ。あ、やっぱりダメでした? えへへ」 加蓮「たくさんあったしいいかなと思って。ふふっ」 泰葉「ご、ごめんなさいっ。そうですよね、これはPさん用の……!」 P「いや、俺用でもないんだよそれ! 大丈夫か!?」 ちひろ「か、体になにか違和感はありません!?」 3: ◆5F5enKB7wjS6 2016/08/12(金) 21:33:45.78 ID:tIhKHm4MO 李衣菜「違和感? ……特にないですけど。大丈夫ですよ、すごく甘くて飲みやすかったです」 加蓮「うん、なんていうか……女の子の好みにドンピシャ、って感じ? 普通に流行りそう」 泰葉「……もう一本飲みたいくらいには美味しかったです」 加蓮「ふふっ、甘いの好きだもんねー泰葉は」 李衣菜「でも栄養ドリンクでしょ? 飲み過ぎたら確実に太るよこれ」 P「……なんともないようですけど」 ちひろ「みたいですね……。プロデューサーさん、実は女性説?」 P「んなわけないでしょう」 続きを読む